2013年8月26日月曜日

鋳鉄製・分割ライザー ミニ と33ナロー打ち切り。



鋳物屋さんが丹精込めて作ってくれたライザー
素晴らしい出来やなぁ。





こちらも応えないと。





きっちり平行を追い出す為にマシニングで穴あけた。


ズレてる。。

実はハーレーの純正がズレてるからそうなる。

最大限精査するもこれ止まりナリ。






大きなボール盤。
使い方が小型のものとまるで違う。






台も円周で動くのかぁ。






タップを立てる。





最後は手で慎重に。





反対側も。







最後は手で。






小さい。








高さも低くした。
そうしないと間延びしたみたいに見える。





治具に取り付ける。








マシニングに固定。





マシニングでセンターを割り出した。





下穴を開ける。






材質はダグタイル鋳鉄。

コンロッドなどに使われている。

割れずに曲がる特性を持つ。

粘りのある素材。


鋳造にも色々あって適さない素材を使うと割れて危ない。









これはインナースロットルケーブルや配線が通る穴も兼ねてる。







ハンドル径に削る。





穴が開いた。






一応、測る。





制御板にはこんな表示。





純正よりハンドルの入る奥行きは大きく取った。





純正のギザギザ付きがきつめで入るギリギリの大きさ。


ホンマはハンドルの刺さるエンドは丸く面取らなアカンねんけどなぁ。

コケた時にハンドルが折れる。

特にレーサーは大きく取ってるね。





満足。。。





眺めすぎて仕事が進まないなぁ。。。





次はクランプ部分の穴を。





これを回すと微調整が出来るんやね。






開いた。






次は割れを掘る。
ホンマはワイヤーカッターでエエんやろけど・・





すぐ欲しい、見たい、、
3ミリの溝を3センチ以上掘るんで時間が掛かる。





鋳物なんで刃が折れるのは怖いが・・


腹へってもうたんで・・

超遅い夜食を食いに行く。。。





まだやってる。

最後は締まって行くんで火が出た!


掘るのに34分掛かった。





締まって焼けてるし
刃がボロいんでバリが出てるナ。。





上の穴だけ大きくする。





下穴に純正と同じタップを。







出来た!





いちいち感動する。





純正は最後までネジ切ってないけど・・
こっちは足が短いんで最後まで切った。




出来たなぁ。。。





いつも部品を作る度に・・





込み上げてくるモノがあるなぁ。。。






随分狭い。






穴の芯~芯は
純正89ミリに対して75ミリ





部品作りにしてもバイク作りにしても本気で取り組んだら
ほんとうに感動するんやなぁ。。。






あのナックルと同じく





最後の仕上げは黒さび加工。


バラック小屋でちょうどいいBGMが流れる。」







最後の決は我が任務~







わが一軍の勝敗は 

突喊(とっかん)最後の数分時

歩兵の威力はここなるぞ

花散れ勇め時は今 





歩兵の本領ここにあり 

ああ勇ましの我が兵科 

会心(えしん)の友よ来たれいざ 

ともに励まんわが任務 




油塗って落ち着いたら磨く。





上マシニングによる削り出しののち鋳肌加工。


言わないと

ほとんどの人が気付かないと思うんやけど・・。





足を広げたかった。

なぜならTバーハンドルを作るとなると

インチのパイプを立てるんやけど・・

幅が狭すぎる事無く立ち上げたい。


今はパイプ径が入らないんでマシニングデータを全部やり直す、、。

鉄やからもっと薄く出来るはず。





そんな訳でこのバージョンの33ナローはこれで終了。

お待ち頂いてる方々、、ごめんなさい。



もっと煮詰めてみたい・・。

たった5つ作って市販で出したのは3つやったなぁ。





色々考え打ち合わせした。


黒田屋さんは

全データ打ち変えに大変やけど・・

良くなる為には手間は惜しまない。



ソウルな旋盤屋か。





もの創りはそうでなくてはならない、、。

更なる追求を目指す。






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