4号機。
これだけコンテナで造られて無いな。
初めはオーナーに合わせて、路面追従性を鑑み
昔ワンオフした35ナローと鉄アウターで行くつもりやったがやめた。
33ナローしか似合わんかった。
写真で見るとごく普通のショベリジに見える様に再構築した。
Rフレームは2インチ程度のカット
そうする事で間延び感を無くし18インチもギリ入る。
シートポスト部分から下げて、14インチでも普通に見える様にしてる。
昔峠走ってたからどこまで倒しても擦らないバンク角は確保してる。
車高90mmやと辛い。
130mmは欲しいトコなんやね。
車用の四角いタイヤでもそうする。
角を潰す走り方すれば良い。
14インチのタイヤは小まい。
ローライダーによく使うタイヤなんやね。
自然に見えるのが一番難しい。
カスーたむは
いつまでも女子供に受ける様なお子茶魔ビルドじゃ寂しいなぁ。。
写真で見ると今更ながら二度やりなおしたパーカが綺麗やね。。。
シートは確か茶芯が欲しかったんでクロムエクセルレザーやと記憶してる。
PLAN-J手縫い。
シート屋ってよく
シワ伸ばしか引っ張りたくって形が崩れるんよねぇ。。
その点バイクを造ってるヤツはよく理解してくれてる。
田中屋に指定した塗装。
課題を与えると何でもやってくる。
すごいな。
羽がまわる事を鑑み、スポタンではありえないほど肩にRを付けた。
33ナローに合わせたハンドル
ダグタイル鋳鉄製で造った
純正より相当せまいナロー分割ライザーの両端をさらにカット。
ハマノさんの一号機もそうしてたな。
普通に見える。
自然に見える・というのが自分の永遠のテーマやなぁ。
お子茶魔受けは悪くて当然。
Bに鉄製ニッケルメッキのファンネル。
この頃のバンジョー式のはフィルターが内臓されてないタイプやね。
鋳肌からするとBの再販品かな?
ハンドルはJDみたいなRにすると時代が合わんからちょっとだけ盛る。
タンクと同じ塗装
割れ割れな感じ。
削り出しに見えない様にするのが永遠のテーマ
壺
壺の様な感性が必要なんやね。
スポークも薄く、先に向かって片側1mmテーパード掛けて
やぼったさを消す。
リムの形状も好きな形を持って来て組み合わせた。
世界に2個だけのホイール。
ロングキックアームに10年以上生産してる一型のキックペダル。
いまだに一番売れてるな。
値段も変わらず。
業者さんが上げて来ない限りは変わらず。
消費税UPとか・・
これからどないなんかな。。
自分が作ってないけど
いい削り込み見せるステップ。
こういう造形が鉄板やなー。
勿体ない
これもダグタイル鋳鉄製。
手ごめだから出せるこのクオリティー。
鋳物屋さん凄いな。
バンジョー式でホースのたるんたるんは無いけど・・
キャブのステーがイマイチ。。
珍しく首はさわってない。
あんとき6日ほどで形になった。
しかし納期が何年とかホンマ理解に苦しむ。
仕事もせんと先銭、先銭な自転車操業で食いつぶす店多し。。
そんな世界に未来なんぞ無い。
綺麗に造っても
ヤレのチカラ借りんでも÷さは出せる。
÷っぽく造っても÷くならんし
勝手に÷くなるし
解からんな。
ホンマ難しいな。
こういうの簡単に造れる様に見えて一番難しいケド。
オーナーもホンマ大変やったやろな。
そうならんかったんが辛いな。。
「人のバイクは造らない」
今思ってもその道中の事を考え深く想いにふけるが
この先
未来に繋いで行ってくれるなら本望かな。
この先このバイクが何十年か残るか残らんかで決まるんちゃうかな。
少なくとも10年、20年後、、
もう生きとれへんけど。。
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せめて
それくらいは
思わせて下さい。
ペコリ。
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