2014年7月31日木曜日

新素材のゴムをテスト あれから5年





グリップ作ってもう5年と少し経つんやね。

あの頃、ろくなのが無くて白は3か月持たなかったなぁ。

黒でもネチャネチャになったりして不快だった。。


ゴムって安いのはとことん安いし

買ってしまえば後は・・みたいな考え方なのかなぁ。。


悶々としてると

神戸の長田は昔から日本一のゴムの町で

金型などの製作工場も多数ある。



その協力を仰ぎ、最高級の素材でMADE IN JAPANで作ったなぁ。

大メーカー除いて日本初、

後から何軒か出てきたけどあんましいい素材は残念ながら使われてはいないようだ。


良い物より・・

素材=コストと考えるのかなぁ。

日本の物売りって大体定価の10分の一程度やもんね。







金型も本気で作っている。






これは初期のころに野外放置してたグリップ

あれから5年


コンテナ一号機の製作時に飛んだ鉄粉の錆の跡が付いてる。

今でもまったく問題ない。


普通、白は長くて3か月野外放置するとヒビだらけになるよね。

日本の技術って本当に凄いなぁ。



このままいけば軽く10年は使えそうやけど、

・と言うかトラックの外装のゴムなんで風雨にさらしても20年とか持つかなぁ?




でも色々興味もあってね。







これはメーカーが新たに開発した素材で

透明なのも出来るし、こうして色も入れれるらしい。

誰もやってなく型にして焼いたのは世界初だそうだ。






かなり固い感じで表面がつるつるしている。





ベースとなるゴムは耐久性は折り紙つきの従来型だそうだ。






そしてこっちはプラスチックを織り交ぜたこれも世界初の特殊な素材。

硬度は10%UP 呼び強度80度品


かなり固い

ゴムが溶けにくく流れず相当焼きにくいそうだ。





これも素晴らしい艶が出ている。


握った感じでは現行ゴムより随分固く感じる。

硬度10%UPとは思えない。

ゴムとプラの中間よりはゴム寄りかなぁ。


純正の昔のはエンピやけど

あれほどつるつるせず握った感じがとてもしっくり来る。






色も考えないとなぁ。


かなり焼きずらく失敗も出るので高い請求が来た。








本日から対候性のテストをやる。








これはイタリアのプロトタイプ(メーカーのモーターショー用)の内装のゴムを使って

去年焼いてくれた。


写真じゃ出ないけどレンガのような

おもしろい色やね。

何かに使おうと思って置いている。






たかがグリップされどグリップ

何でも奥が深い。









0 件のコメント:

コメントを投稿