2013年12月25日水曜日

骸骨



瀬戸物で有名な瀬戸市の作家さんに作って頂きました。





随分時間が掛かりましたが・・
鋳物の抜け勾配とか色々考えて下さってたようです。





まったくそれを無視した形のも含め4体。
その中から選んで欲しい。

気に入ったものが無ければ返却して欲しいとの事でしたが・・





おおおおお!!!!!!!







これは南方戦線で戦死された日本兵のご遺骨に似ている。。。





















コレしかない。






鋳物屋さんはこの複雑な形をどうやって抜くのかは分からない・・。
しかしこれが欲しい。








まだ114万3000柱ものご遺骨が・・。







具志堅:那覇市真嘉比に子供ころ住んでいたのですが、その頃の真嘉比は結構雑木林が沢山ありました。
その雑木林で遊んでいると、野ざらしにされたヘルメットを被った日本兵の遺骨がほうぼうにあったのです。
大人にその事を聞くと、いずれ、その遺骨を収集して埋葬する人がくると聞いていた。
だが、何年経ってもその日本兵のヘルメットや遺骨はそのままの状態で置かれていた。

時がた経つとともに朽ち果てて行く。人が死ぬと、肉親や縁者によってその遺体は丁重に葬式を済ませ埋葬される。
しかし、この野山に朽ち果てた日本兵の遺体は、野ざらしにさらされ朽ちて行く。
事実にどうしょうもなく悲しい思いをしました。








遺骨収集1555体と共にフィリピンから戻る









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