ナックルのミッションマウントを観察する。
こうなってるんやね。
こっちはウイッシュボーンフレーム改。
当時は初めての溶接でこういうやり方をしていた。
技術の無い中でよく考えたんやなぁ。
差し金で描く。
こういう風に切る。
3.2mm厚を使用。
削りにくい場所なのでTIGで溶接する。
純正に真ん中の支えは無いが・・
逆Tの字を6mm厚で入れてより強度を上げる。
この部分が溶接出来ない。
裏に切り込みを入れて半自動で溶かし込む。
これで良し。
立てて裏も溶接する。
万力で挟んで安定させる。
「溶接の熱に耐え」とか雑誌が書いてるけど・・あれはリアルでない。
TIGは熱くない。
軍手で出来る。
アーク溶接や半自動ならあちこち火傷だらけになるんやけどね。
1号 2号は火傷だらけ。
首の後ろから背中に入ると飛び上がるんよね。。
本当のリアルってなんなんでしょうね。
どうしても1本足にすると出る違和感を殺す作業をする。
コレが最善の方法であると考えた。
向こうで笑みがこぼれてる。
まだまだ改善の余地はある。
もっと手を入れるか。
ここまできたなぁ。
もうこんな時間か。
1日6時間程度しか出来ないなぁ。
走り続けたい気持ちを抑えココで道具を収める。
少しづつ出来上がって来る過程を見ながら・・
黒田屋は本当に嬉しそうな顔をする。
自分自身参加してるので喜びもひとしおなのかな。
一生懸命作ってるビルダーさんやエンジンビルダーさんもきっとそんな気持ちなんやね。
よく分かってる人に乗って貰いたいと聞く。
今回初めて自分以外のバイクをやって分かった事だ。
黙々と薄暗いコンテナにこもって・・もぐら生活を長くこなして来たが・・
今なら初めて楽しい...と言えるかもしれない。
救われる思いだ。
very good job on this frame!
返信削除dave herrさん・・Thank you!
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