2013年12月26日木曜日

福島の旅 飯舘村 2013年 10月15日 ⑩



全村避難の飯舘村を往く





トラクターも置きっぱなし。





もう窓も割れたままになっている。





除染の費用は住民一人あたり1億円。

5人家族で5億円か。






自動車も放棄されている。






牧場があった。





人が居そうなので呼んでみるが応答は無かった。







すっからかんの牛舎。



















汚染された麦藁の処分方法も無いんやないかな。











荒れ放題だ。






子どもや孫を被曝させた苦しみ、家族同然の牛との別れ、酪農仲間の自死。除染したって村にはもう戻れない―。
放射能事故の被害者にしか語れない、3・11後の壮絶な葛藤、人間ドラマ。


目次

序章 何も知らされないまま「被曝者」にされて(三月一一日(金)―大震災発生
三月一二日(土)―第一原発一号機、爆発 ほか)
第2章 牛の命、人の命(四月一一日(月)~四月一八日(月)―「廃業しかない」
四月一九日(火)~五月二日(月)―酪農「休止」決定 ほか)

第3章 さらば、ふるさと(イノシシ、山に帰る;餓死した牛、それを食べる豚 ほか)
最終章 「農村」としての飯舘村は終わった(直訴;策士、策に溺れ、村、原子力ムラに牛耳られる ほか)










綺麗な集会場には人が居る。













ある日突然理不尽な形でふるさとを奪われたお気持ちを考えると・・





言葉にならない。







こんな山の中に競馬?








ニュートラックいいたては、福島県相馬郡飯舘村にある場外勝馬投票券発売所である。

 上山競馬場を運営していた山形県上山市が、その場外馬券売場として福島 県相馬郡飯舘村飯樋に建設。
2000年10月22日に営業を開始した。














収入の1%が村の取り分らしいが・・この場所では・・。





文科省の車も測りに来てる。





原発誘致した党がフクシマの復興には笑える。

亀岡よしたみ


甲子園で江川とバッテリーを組んだのか。


相当悪い人みたいやね。








草に埋もれて牧場の入り口すら見えない。





震災後・・餓え死んだ牛の画像が沢山流れた。

動物愛護団体が駆けつけて無断で放して問題になってると聞いた。


夏に行った場所では

「管理していますので牛を逃がさないで下さい」

と言う看板もあった。


放射能汚染で餌を運ぶトラックも来ないし

世話をする人も居ないしで


沢山の牛たちが餓え死んだと聞いている。







牛舎に取り残され、次々と飢えて死んでいく牛。
飢えのあまり、木の柱をボロボロになるまでかじり、そして死んでいく。
死んだ牛の傍にいて、生きながらにして夥しい蛆に蝕まれ、身動きも出来ない牛…。







どこから入るのかさえ見当も付かないほど草に覆われている。






除染利権が横行中。

山林が70%の飯舘村。

除染など出来ないのは明らか。







除染で出た廃棄物が山積み。

コレを置いておく場所も決まっていない。






ゼネコンの利権の為にやってるようにしか思えない。。






住民一人当たり1億の費用を掛けて除染。


1億あげた方が人生やり直せるのになぁ。





。。。。






放射能と除染利権で「心」「身体」もめちゃくちゃになる。





田畑を剥がして除染。





バカだと思うよ。
ホンマに。








飯舘村役場には日本各地から2週間後交代で常駐してる。



以前若い警察官に不安は無いか?聞いたなぁ。

正直あると言ってた。




飯舘村のつらい現状。

ココは遠い地球の裏側じゃない。

同じ日本なんやよ。。



読んで下さいまし。







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