全村避難の飯舘村を往く
トラクターも置きっぱなし。
もう窓も割れたままになっている。
除染の費用は住民一人あたり1億円。
5人家族で5億円か。
自動車も放棄されている。
牧場があった。
人が居そうなので呼んでみるが応答は無かった。
すっからかんの牛舎。
汚染された麦藁の処分方法も無いんやないかな。
荒れ放題だ。
子どもや孫を被曝させた苦しみ、家族同然の牛との別れ、酪農仲間の自死。除染したって村にはもう戻れない―。
放射能事故の被害者にしか語れない、3・11後の壮絶な葛藤、人間ドラマ。
目次
序章 何も知らされないまま「被曝者」にされて(三月一一日(金)―大震災発生
三月一二日(土)―第一原発一号機、爆発 ほか)
第2章 牛の命、人の命(四月一一日(月)~四月一八日(月)―「廃業しかない」
四月一九日(火)~五月二日(月)―酪農「休止」決定 ほか)
第3章 さらば、ふるさと(イノシシ、山に帰る;餓死した牛、それを食べる豚 ほか)
最終章 「農村」としての飯舘村は終わった(直訴;策士、策に溺れ、村、原子力ムラに牛耳られる ほか)
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4796688757/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1
綺麗な集会場には人が居る。
ある日突然理不尽な形でふるさとを奪われたお気持ちを考えると・・
言葉にならない。
こんな山の中に競馬?
ニュートラックいいたては、福島県相馬郡飯舘村にある場外勝馬投票券発売所である。
上山競馬場を運営していた山形県上山市が、その場外馬券売場として福島 県相馬郡飯舘村飯樋に建設。
2000年10月22日に営業を開始した。
収入の1%が村の取り分らしいが・・この場所では・・。
文科省の車も測りに来てる。
原発誘致した党がフクシマの復興には笑える。
亀岡よしたみ
甲子園で江川とバッテリーを組んだのか。
相当悪い人みたいやね。
草に埋もれて牧場の入り口すら見えない。
震災後・・餓え死んだ牛の画像が沢山流れた。
動物愛護団体が駆けつけて無断で放して問題になってると聞いた。
夏に行った場所では
「管理していますので牛を逃がさないで下さい」
と言う看板もあった。
放射能汚染で餌を運ぶトラックも来ないし
世話をする人も居ないしで
沢山の牛たちが餓え死んだと聞いている。
牛舎に取り残され、次々と飢えて死んでいく牛。
飢えのあまり、木の柱をボロボロになるまでかじり、そして死んでいく。
飢えのあまり、木の柱をボロボロになるまでかじり、そして死んでいく。
死んだ牛の傍にいて、生きながらにして夥しい蛆に蝕まれ、身動きも出来ない牛…。
どこから入るのかさえ見当も付かないほど草に覆われている。
除染利権が横行中。
山林が70%の飯舘村。
除染など出来ないのは明らか。
除染で出た廃棄物が山積み。
コレを置いておく場所も決まっていない。
ゼネコンの利権の為にやってるようにしか思えない。。
住民一人当たり1億の費用を掛けて除染。
1億あげた方が人生やり直せるのになぁ。
。。。。
放射能と除染利権で「心」「身体」もめちゃくちゃになる。
田畑を剥がして除染。
バカだと思うよ。
ホンマに。
飯舘村役場には日本各地から2週間後交代で常駐してる。
以前若い警察官に不安は無いか?聞いたなぁ。
正直あると言ってた。
飯舘村のつらい現状。
ココは遠い地球の裏側じゃない。
同じ日本なんやよ。。
読んで下さいまし。
0 件のコメント:
コメントを投稿