2013年5月12日日曜日

BBC 核攻撃のときの予定原稿 と 日本ではただちに影響は無い。。

 

 
 
 
 
 
毎時1591マイクロシーベルト
年間許容量を数十分で浴びた。



 
 
 
 

 
 
原発事故ってもっと酷いのもあるからなぁ。。
 
 
 
 


鎌田慧 公式ブログ
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「反原発40年」 想定外なんてなかった 
...
――鎌田さんは1970年代初めに福島第一原発を取材したルポ『ガラスの濫の中で』の中でこう書いていますね。

「ある日、テレビが金切り声をあげる。
『○○原発に重大事故が発生しました。全員待避して下さい』。が、光も、音も、臭いも、なにもない。見えない放射能だけが確実にあなたを襲う」と。  

鎌田 
あれは70年代のアメリカの技術者の本の翻訳に影響されたものだった。
「ある日、テレビが金切り声をあげる」と書いたけど、実際は違ったね。テレビのニュースは「ただちに身体に影響はありません」と政府の公式発表を繰り返すだけだった。 
 



 金切り声とどちらがいいのか分からない。金切り声をあげれば道路が大混乱したかもしれない。
でも放射能が流れる方に逃げたり、住民の避難が遅れたりした自治体もあった。 
 以前からいざというときの避難道路が必要という指摘もあったのに、国や電力会社が事故を想定していなかったから作っていなかった。  

――「想定外」という言葉が関係者の言い訳でよく使われた。  

鎌田 
想定外のことなんて何もなかった。地震でパイプ破断や電源喪失もあり得るという危険性はずっと指摘されていた。 
 ただ、福島第一原発は津波による電源喪失で事故になったと言われているけど、僕はどうかと思う。
そのときの機器はどうだったのかは全く検証されていないのだから。被曝してしまうから中に入って詳しく調べられないし。
「防波堤が低かったから電源喪失した」と言って、防波堤を高くして停止している原発を再開させようとする動きもある。
 でも原子炉内では中性子が飛んでいるから、鋼板が脆くなって、地震の揺れで炉自体が壊れた可能性もある。 



                 2011年3月21日福島第一原発=ロイター

 柏崎の活断層の問題は、まだ建設していない1971年ころから追及されていた。地元で反対運動をしていた若い人たちが東京大学の地震研究所にきて勉強し、その指摘をしていました。
研究者も活断層の可能性を指摘していたが、裁判でみんな負けてしまった。
今問題にされていることはほとんど数十年前からずっと言われてきたことだったのに、それを無視してきたことにこそ、犯罪性があると思う。昔から言われてきたことがそのままだったから事故につながっただけで、反対意見が進化したわけではないんです。  

――下請けの労働者の被爆問題も深刻です。  

鎌田 
工場というのは公害や労働災害がたくさんあった。政府の監督機関がチェックして安全に働かせるというのが近代の思想だ。
しかし原発の労働者は90パーセント以上が孫請けだから、何かあるとがばっと切ればいいだけ。
これまでもたくさんの労働者が被曝してきたが、電力会社側はそのことを把握していながら、労災認定を阻んできた。 
原発でなくても、下請けの作業員は大変だよ。
昔の出稼ぎなんかだと、労働者が建築現場などで足を滑らせて亡くなっても親方が三〇万円ぐらい家族に払って、それで終わり。
実は、企業側は事故に保険金をかけて大金が下りているのに、ピンはねしている。
そういう搾取する構造が原発の労働現場にそのまま残されている。 〈この項、続く〉  

「反原発40年」『震災学vol.2』東北学院大学、2013年3月発行
 
 
 
 
 
アメリカには原稿がある。
 
 
BBC 核攻撃のときの予定原稿
 
 

 

 
 
核で汚染された地球
 
 
 
 
 
 
 
 

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