2019年8月5日月曜日

S&S 大口径Dキャブ用スーパーショートファンネル



ブイモンスター赤間さんからS&S・Dキャブ用のファンネルの製作の依頼があった。
確かに純正はデカいし、どこに足置くねん言う感じ。




ホンマはワンオフはねぇ。

みんな簡単に出来る思てるやろけど、データから起こさなあかんから
高いんやな。

個人相手する工場は少ない。
ウチも昔は相当笑われて断られてるけど。

しかし赤間さんやし、オーナーは製作中の・・多分、田村さんのやろな。

今はエボスポにツースロートの人。




黒田屋も休日出勤続きで大変やけど。




Bとそない変わらんと思ってたけど、、Dはものすごい大口径やった。
座を入れたら100パイのジェラルミンがベースやなぁ。




マシニングセンターで座を削る




ものすごい精度が悪いキャブらしい。




この辺はさすがUSA
だからみんな口径を絞ってガバ穴にするんやなぁ。




本当にハーレーや社外品の精度の悪さには毎度閉口する。




黒田屋も苦労するなぁ。
ファンネルでこれやから修理屋さん無茶苦茶大変やと思うわ。




国際規格なはずのネジもバカやし、
まず切れん刃物使ってる。




ある意味USAらしい。

神戸の震災の時にアメリカの大工が来とったけど、
日本の大工の墨付けはmm以下の戦を引くけど、あっちはチョークやって笑った。

ツースロートの初期型はリンカートDCみたいな青いアルミで
後期からこれと同じ銀色のアルミに変わった。

ツースロート前期は本当にコスト掛けてて
Lからガタ落ちで同じ会社の部品には見えんのなぁ。

...経営者が変わったんかな?




そしてNC旋盤へ




Bのそのまんま大きいのを頼んだんやけど。




取り付けネジもワンクラス太いし、




そう簡単な話や無かったらしい。




数値や無しに見た目が大事やモンな。




そこが難しい。




写真じゃデカさが分からんやろなぁ。
アホみたいにデカい、、

最後はいつものカルカリのダサい削り出しを
オールドスクールの法律に則って手仕上げで柔らかく。

ココが一番大事!




左から今回製作のDキャブ用
その隣からE、B、リンカートと。




随分小さくなった。。。
次回はBとDを比べてみる。






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