原発建設を阻止した人とまち
よく和歌山県の串本に行く道中に、昔はいっぱい看板が立ってたなぁ。
丹後一宮・籠神社の奥宮とされる真名井神社の境内に「波せき地蔵」がある。
大宝年間の大津波はここまで来たと伝わる。
電子地図によっても標高4~50メートル。
もし事実ならこの前の東日本大震災の津波よりも高い超巨大津波である。
実は風土記残欠には大宝元年、若狭湾に面した「加佐郡凡海郷は一夜にして蒼海となった」とある。
40メートル超なら凡海郷ばかりでなく、
まずほとんどの郷や里も蒼海になったことだろう。
『岩滝町誌』も「府中真名井神社前に残っている波せき地蔵尊は
十丈の大津波をここでせき止めたと言い伝えられている。」と伝える。
あとから来る者のために。
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