2015年8月2日日曜日

大刀洗平和記念館 ②




三菱零式艦上戦闘機32型


前線では2号零戦と呼ばれた。

















ボロボロのボコボコやわ。。









世界で現存する唯一の零戦32型


21型の改良版として登場。




海軍の最前線陸上基地であるニューブリテン島のラバウルに送られた。







量産性と、速力を上げる為に折り畳み式であった21型の翼の先を50cm切り落とし角に成形した。







しかしそれが仇となり、航続距離が極端に落ちてガダルカナル航空戦を戦えなかった。



行って戻って来れなかった。



ラバウルからガダルカナル島までおよそ1000キロ

ものの5分も空戦すれば21型とて還るのがギリギリの距離。









前線からは「1号零戦ヲ送レ」 ・という電文が。



そもそも物資の無い日本が消耗戦をやってしまった事が悔やまれる。


1号零戦(21型)の航続距離は2222キロ

増槽タンクを入れて約3000キロ。



ガダルカナル往復は約2000キロ

被弾すればもうおしまい。



搭乗員の疲労も考えると



精神論だけでは戦えんわなぁ。。








美しい21型の丸い翼端と違い・・。。



失敗作やね。



1号零戦の生産機数は三菱製が1942年6月までに740機、

中島製が1944年春頃までに2,628機を生産。


対するこの2号零戦は

1942年6月から同年12月までに三菱製のみたった343機。









翼に装備されている・・







20mm機銃







いい質感













タイヤ欲しいなぁ。





















フィンが美しいねー。


























計器類が一切ない。


これは熱烈な個人が輸入したが置き場所に困り

公園に置いておいた際にマニアに夜間盗まれたそうですワ。。










本当ならこんな感じ。







現存する世界でたった1機の航空機も保存出来ないなんて・・


日本って残念な国やなぁ。

やっぱし敗戦国やもんなぁ。。













レストアも酷い。









勿体無いなぁ。


世界一である河口湖で再生すればすごくよくなるのにねぇ。










ラバウルかぁ。












こちらも世界で唯一の機体

零戦の前の主力戦闘機である97式戦闘機







大戦末期には特攻機として使われた。








250キロ爆弾を抱き非力なエンジンを最大に回さんと飛べんから

たどり着く前に多くが故障し墜落した。


この機もそれで海へ不時着したがパイロットは帰還した。

しかし後日別の97式で出撃

還らぬ人となった。









権力者が始める戦争。

いつの時代も若い人や一般庶民が泣かされるなぁ。。














































九州は基地だらけやなぁ。











次はかつてこれらを個人でレストアし維持してた方がやってるレトロステーションへ









今は引き継ぐ為に町に寄付したんやね。
























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