2015年7月13日月曜日

S&Sツースロートくり抜きマニホールド製作




最近、Lキャブも煮詰まったし、



Aキャブは凄いパンチあるんやけど見た目Bと変わらんし・・

ツースロートでも付けようかと。



しかしこのマニは取り付けが面倒なんよねぇ。。

部品の開発で急遽、色んなキャブに付け替える必要性に迫られるしなぁ。








先日のテストを終えて返却されたAキャブと一緒にこんな部品が同封されてた。







S&SのB用のマニにボルトオンで付くツースロート用アダプター








二つが一つ








バロムワンになってる!!!!







ツースローとは本来、、







繋がってないからねぇ。







でも二つ繋げたらバタフライの面積は

Dキャブというドラッグ用の大口径キャブと同口径になるらしいんよ。








それでも流速が速いから行けるらしい。







そんなら作ってみるか。




黒田屋に電話してアルミの硬いのジェラルミンの超か超々ジェラかは

そんなん知らんから専門に任せるよ。







バイクでふらっと寄ったらもう削ってた。







穴開けて







Oリングの溝を切って・・







はい、、出来上がり!





マシニング部品は臭いから・・






エエ訳ないねぇ。。







さて・・切る。







谷になっとる部分が削りにくいんで機械で取って貰う。




普通ビルダーって自分でしてない事も多いのに言わんのよ。

スカすの好きやからかなぁ。







遮熱板を合わせて






線を引く。


この間も同時に三号機を製作してる。








「こんなインゴッドで大丈夫ですか?」・という黒田屋・・




誰や思てんねんワレ、、

目にもの見せてやるわ。




・と心に固く誓うのであつた。

アイツが優しいだけやのになぁ。



夜もふけて深夜1時過ぎに解散。







次の日の朝、サンダー一丁で削る。



あっちに道具移動してるからサンダーしか残ってない。。

しかも昨日もバイクで持って帰れんし。







ジェラルミンは熱い。。 バケツで冷ます。







仕上げしろ残して・・







押さえてる手が熱いんで水で冷ましながら削る。







線をまた書き足して・・







中もサンダーで削る。







今日の作業場。


いつもの夜間作業やなくて明るくてエエけど音に気を使うなぁ。。



でもモノづくりは道具や環境ではない。

あくなき探究心と根性なんやね。



それと絶対的に好きという事も大事やよね。






万力代わりに木ネジで固定。







熱さからの開放で効率UPデス。







アルミ系はコレやからキライや。。



縦にも固定したい。






土建屋時代・・守備隊の誕生日にプレゼントした日立の白ノコ 限定品





コンクリ釘しか残って無かったなぁ。。








また両手が空いた。







この部分を削る。


昼までやって打合せやら出荷やらで中止。







三号機用のアクセルワイヤーの買い出しに自転車屋さんへ

バイク用の半額もせんのよ。



しかも細くて見栄えもエエんよ。







そして夕方・・黒田屋のコンテナへ


サンダー一つでよくここまで出来るんですねぇ・と驚いとったわ。

昼間、見に来てた車屋も同じ事言うとったが・・



関心せんとやらなアカンねんでぇ。





尊敬する方もおっしゃってる。







万力って有難いなぁ。

これからはもっと優しくしてやるか。







斜めをサンダーで削るのは時間が掛かるなぁ。







タッチセンサーで測る。


プログラムを手打ちする。

この間、数分




早くなったなぁ、、黒田屋







「河田さんの仕事してなかったらこんなスピードアップしませんよ」

そもそも機械すら買ってません、、 ・と言う。



その機械が今じゃもう一台増やさなアカンまでになるとは。

ウチの仕事やないけどね。



世の中、手間やコストコストコ言うて・・

そんな単純なRの手抜きが多いと言う事や。



マシニングやNCに壺の感性を持ち込むのはアホなウチくらいなもんかもしんないけど。

そこが人の感性としては重要なんやけどなぁ。






マシニングやと片側11分。

手でやるよりは早い。















反対側は最大回転数まで上げて途中まで削ってたんでワープしたから数分で終わった。







ココの面もついでに頼むわ。。。











機械は便利やなぁ。



でも機械に使われたらアカン、、。

あくまでモノを作るたのギアや、



気持ち込めなアカンのやで。







お!?






廃品利用か。。。







「一瞬で臭なりましたねぇ。。」 ・と黒田屋



分かっとるやないけ。 ワレ♪







機械のお陰で斜めに切り取ったんで繋がりの想像が容易になった。







頭で描いた通りのラインで削る。







ココも段が欲しいから薄刃に換えて溝を切る。



サンダーとの戦いは終わった。

そして自分自身がどれだけ出来るんか出来へんか分かった事に意義があった。



そろそろリューターとベルトサンダーを投入する。









こんなモンかなぁ。






ウエーバーっぽくなったかなぁ。











暗くて手元が見えにくいなぁ。












まだココに段が付いとるなぁ。。











削ってB用マニと高さを合わす。







黒田屋には1時過ぎに帰ってもうたんやが・・

自分はあとちょっとなんで2時半くらいまで頑張る。


あともうちょい、、ココでおいてしまうと次の日は倍以上の時間が掛かるからねぇ。






次の日の朝、 恒例の5時に一号機乗ってから

ペーパーとヤスリでコシコシと。










まだまだやなぁ。







上、岸田精密製  下、純正



やっぱしS&Sってすべて精度悪いなぁ。。

たまにウチの部品が付かない場合やユルユルの場合はキャブ側に問題があるんやけどね。


会社が大きいだけで信用されるが・・。



ジェット類もてんでバラバラの精度。

あれじゃセッティングは出せんわなぁ。

何を信じていいか・・基準がそもそも狂ってるんやから。



ジェット類も精度の置ける岸田精密製で作りたいなぁ。

まぁ、欲しがる人は限りなく少ないと思うけど。。







カットする。







黒田屋が作ってくれたミニワッシャー








ボルトの長さを切って装着。







ウエーバーかデロルトみたい。











まだ仕上がってないけど・・待てんわ。

この気持ち・・分かるっしょ!?







S&Sの遮熱板に合わせて削ったからキャブとは合うてないなぁ。







こっちもアレやし・・何でも合わせすぎるのも 

・さじ加減が重要かなぁ。







我慢できず付けた。

仕上げは雨の日にまた。



















嬉しい。。。






試乗レポはまた明日でも。








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