2014年6月18日水曜日

鹿屋航空基地 資料館 ④









人間魚雷 回天


18歳 回天特別攻撃隊員の遺書


お母さん、私は後3時間で祖国のために散っていきます。 

胸は日本晴れ。本当ですよお母さん。少しも怖くない。 

しかしね、時間があったので考えてみましたら、少し寂しくなってきました。 

それは、今日私が戦死した通知が届く。お父さんは男だからわかっていただけると思います。 

が、お母さん。お母さんは女だから、優しいから、涙が出るのでありませんか。 

弟や妹たちも兄ちゃんが死んだといって寂しく思うでしょうね。 


お母さん。 

こんなことを考えてみましたら、私も人の子。やはり寂しい。 

しかしお母さん。 

考えて見てください。今日私が特攻隊で行かなければどうなると思いますか。 

戦争はこの日本本土まで迫って、

この世の中で一番好だった母さんが死なれるから私が行くのですよ。 

母さん。 

今日私が特攻隊で行かなければ、年をとられたお父さんまで、銃をとるようになりますよ。 

だからね。お母さん。 

今日私が戦死したからといってどうか涙だけは耐えてくださいね。 

でもやっぱりだめだろうな。お母さんは優しい人だったから。 

お母さん、私はどんな敵だって怖くはありません。



私が一番怖いのは、母さんの涙です。 
















特攻は戦闘機だけでなく

双発の銀河や重爆撃機も投入された。

そしてそれはパイロットだけではなく

乗組員全員で突入した。

一緒に戦って来た戦友

出撃すれば二度と戻る事のない必死の状態

しかし誰ひとり降りる事は無かったという。







米軍機による機銃掃射の跡が生々しい。





以前、九州の人が言ってた。

こっちでは必死という言葉は使わない。

それは特攻隊の様に必ず死ぬ事だからだという。


最近は結構聞くなぁ。。

簡単に使ってはいけない言葉なんやね。






桜に錨 桜に飛行機とか







紫電改




何倍もの敵に対し果敢に迎撃した。



この司令官は・・?ですけどね。。











今の東電発表みたいなモンです。






硫黄島で玉砕した市丸少将が残した ルーズベルト大統領に与えた書


【口語訳】ルーズベルトに与うる書

日本海軍市丸海軍少将が、フランクリン・ルーズベルト君に、この手紙を送ります。 
私はいま、この硫黄島での戦いを終わらせるにあたり、一言あなたに告げたいのです。

日本がペリー提督の下田入港を機として、世界と広く国交を結ぶようになって約百年、
この間、日本国の歩みとは難儀を極め、
自らが望んでいるわけでもないのに、日清、日露、第一次世界大戦、満州事変、支那事変を経て、不幸なことに貴国と交戦するに至りました。

これについてあなたがたは、日本人は好戦的であるとか、これは黄色人種の禍いである、
あるいは日本の軍閥の専断等としています。
けれどそれは、思いもかけない的外れなものといわざるをえません。

あなたは、真珠湾の不意打ちを対日戦争開戦の唯一つの宣伝材料としていますが、
日本が自滅から逃れるため、このような戦争を始めるところまで追い詰めらた事情は、
あなた自身が最もよく知っているところです。

おそれ多くも日本の天皇は、皇祖皇宗建国の大詔に明らかなように、
養正(正義)、重暉(明智)、積慶(仁慈)を三綱とする八紘一宇という言葉で表現される
国家統治計画に基づき、地球上のあらゆる人々はその自らの分に従ってそれぞれの郷土で
むつまじく暮らし、恒久的な世界平和の確立を唯一の念願とされているに他なりません。 

このことはかつて、

 四方の海
 皆はらからと 思ふ世に
 など波風の 立ちさわぐらむ

という明治天皇の御製(日露戦争中御製)が、あなたの叔父であるセオドア・ルーズベルト閣下の感嘆を招いたことで、あなたもまた良く知っていることです。

わたしたち日本人にはいろいろな階級の人がいます。
けれどわたしたち日本人は、さまざまな職業につきながら、この天業を助けるために生きています。
わたしたち軍人もまた、干戈(かんか)をもって、この天業を広く推し進める助けをさせて頂いています。

わたしたちはいま、豊富な物量をたのみとした貴下の空軍の爆撃や、艦砲射撃のもと、外形的には圧倒されていますが、精神的には充実し、心地はますます明朗で歓喜に溢れています。

なぜならそれは、天業を助ける信念に燃える日本国民の共通の心理だからです。
けれどその心理は、あなたやチャーチル殿には理解できないかもしれません。 
わたしたちは、そんなあなた方の心の弱さを悲しく思い、一言したいのです。

あなた方のすることは、白人、とくにアングロサクソンによって世界の利益を独り占めにしようとし、有色人種をもって、その野望の前に奴隷としようとするものに他なりません。

そのためにあなたがたは、奸策もって有色人種を騙し、いわゆる「悪意ある善政」によって
彼らから考える力を奪い、無力にしようとしてきました。

近世になって、日本があなた方の野望に抵抗して、有色人種、ことに東洋民族をして、
あなた方の束縛から解放しようとすると、あなた方は日本の真意を少しも理解しようとはせず、
ひたすら日本を有害な存在であるとして、かつては友邦であったはずの日本人を野蛮人として、
公然と日本人種の絶滅を口にするようになりました。 
それは、あなたがたの神の意向に叶うものなのですか?

大東亜戦争によって、いわゆる大東亜共栄圏が成立すれば、それぞれの民族が善政を謳歌します。
あなた方がこれを破壊さえしなければ、全世界が、恒久的平和を招くことができる。
それは決して遠い未来のことではないのです。

あなた方白人はすでに充分な繁栄を遂げているではありませんか。
数百年来あなた方の搾取から逃れようとしてきた哀れな人類の希望の芽を、どうしてあなたがたは若葉のうちに摘み取ってしまおうとするのでしょうか。

ただ東洋のものを東洋に返すということに過ぎないではありませんか。
あなたはどうして、そうも貪欲で狭量なのでしょうか。 

大東亜共栄圏の存在は、いささかもあなた方の存在を否定しません。 
むしろ、世界平和の一翼として、世界人類の安寧幸福を保障するものなのです。
日本天皇の神意は、その外にはない。
たったそれだけのことを、あなたに理解する雅量を示してもらいたいと、
わたしたちは希望しているにすぎないのです。

ひるがえって欧州の情勢をみても、相互の無理解による人類の闘争が、
どれだけ悲惨なものか、痛嘆せざるを得ません。 

今ここでヒトラー総統の行動についての是非を云々することは慎みますが、
彼が第二次世界大戦を引き起こした原因は、一次大戦終結に際して、
その開戦の責任一切を敗戦国であるドイツ一国に被せ、
極端な圧迫をするあなた方の戦後処置に対する反動であることは看過すことのできない事実です。

あなたがたが善戦してヒトラーを倒したとしても、その後、どうやってスターリンを首領とするソビエトと協調するおつもりなのですか?

およそ世界が強者の独占するものであるならば、その闘争は永遠に繰り返され、いつまでたっても世界の人類に安寧幸福の日は来ることはありません。

あなた方は今、世界制覇の野望を一応は実現しようとしています。
あなた方はきっと、得意になっていることでしょう。

けれど、あなたの先輩であるウィルソン大統領は、そういった得意の絶頂の時に失脚したのです。 
願わくば、私の言外の意を汲んでいただき、その轍を踏むことがないようにしていただきたいと願います。 

市丸海軍少将









アメリカはいまだに侵略戦争してるわなぁ。

石油利権の為に。

そして荒らすだけ荒らして無責任に撤退するから

イラクは今大変な事になってる。


テロってアメリカの事を言うんやないの。




苦しい戦いの硫黄島

火山ガスが吹き出し

地下陣地は60度以上

水が無い過酷な環境でそれでも

ここを失うと日本本土空襲に護衛戦闘機を付ける飛行場になるのを

食い止める為に18キロにも及ぶ地下陣地を構築して

徹底持久抗戦した。




敢闘の誓

洞窟内に貼られていた。

いつも数十倍という圧倒的兵力で攻めてくる米軍

まさに弱いものいじめ。


一人十殺


硫黄島で戦ったのは軍人は少なかった。

普通の人達が招集された。

年配の人も多かった。


しかし本土爆撃を受けていたので

一日でもこの島を守れば

本土に落ちる爆弾を減らせる。

愛する人を守れると信じて

非常に士気は高かったという。






鎮魂









二式大艇




ロケット推進で特攻する桜花
















日本が誇る酸素魚雷
当時世界一の性能。




戦争はしたらアカンね。。






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