塗装の話 ⑤ クリア

作業内容の続きです。

ピンストが描けたら乾燥させて、クリアを塗ります。

乾燥不十分だと塗料が縮むなどのトラブルが起きるのできちんと乾燥させてからクリアを塗ります。

クリアを一度に厚塗りするとトラブルの元なので規定の膜厚以上塗らずに

一度熱を加えて乾燥させてからペーパーなどで全体に艶が無くなるまで足付けしてからクリアを塗ります。

その間に塗料の段差をペーパーなどで無くしていきます。

クリアを研ぎ過ぎると下の塗料まで削れてしまうので見極めが大事です。

段差が無くなるまでクリアを塗っては研いでの繰り返しです。

最終のクリアが塗れたらちゃんと乾燥させてから磨いていきます。

コンパウンドで磨く前に目の細かいペーパーでクリアの肌を研ぎます。

そのペーパー目をコンパウンドで消して仕上げです。

塗装は手間も時間もかかります。

けど色や塗り分けでバイクをカッコ良く魅せる事も出来ると思います。

そこが楽しい所なのかもしれません。

・とある。

完成後の画像と解説は後でやっていきます。