2013年12月14日土曜日

Rフレームと車高    ・と自論



Rフレームの25.4ミリパイプを0.5ミリ旋盤で引いた。

長さは1m
綺麗に引きよるなぁ。





膨張色の・・白に塗りたいからやってる。





工具が無いからエンジンをずらしてチェーンをはめる。





専用工具買わんとなぁ。






借りてばっかしじゃなぁ。
買うといてくれ黒田屋。






部品が無いからナックルから一時借用。






前90のバタ角
後ろ75のバタ角に25のサン木で100mm






チェーンの引きの調整はフライスの上にあったミニジャッキをパクった。





バイクを作る際に必要なモノは・・


大きな差し金


(無ければベニヤを三角に切ればよい)

かね(直角)を見るのに使う。




水平器

水糸

下げ振り


それだけあればいい。





大昔から大工さんはそうやって家を建てている。








水平器で一応の座りを見て

ネックから下げ振りでにらむ。


タイヤの立ちを差し金で見る。

チェーンラインはそこらの平板で十分。

そして水糸で芯を出す。



何千年と培われて来た手法で重力相手なので一番正確なんですね。

20数年建築屋に居たから間違いない。







おおかたのセットアップは完了。





かなり厳しいラインやなぁ。。

折れすぎている。






仮のパイプを曲げる

通常は溝で曲げるんやけど
この辺りの溝はふたがされててココしかない。






Rが硬いなぁ。

木の硬さによってもRが変わる。


自分のバイクはアイアンからパン、~アーリーまですべて溝で曲げている。
強度も落ちないんやよ。





溝が無いから仕方なくガスで。





ガスなんか使うとろくな事にならないんやけどなぁ。。




道具があると・・人間つい変な、入れなくてもよいRを作ったりする。

旋盤・フライスにしてもそう。

すべては楽で簡単やから。




それは+のカスタムにしかならない。

数年後には残ってない。


自分は-の改造をしている。





便利さは必要最低限の事にしか使わないほうが良い。

それよりはどうしたら出来るかを考えた方がよりよい結果を生む。







バイクとは魂で作るものである。





小手先の技術では何も伝わらない。

魂で作らなければならない。

見るものに衝撃と感動を与える事が出来なければ

プロとはいえないだろう。



それが物づくりであると確信している。





自分はプロではないが誰よりも追及したい。



こうやってバイクを作る姿を見せ

それに参加させる事により

もの作りとはなんたるかを伝えられればいいと思っている。




コンテナ一号機をmixiから見てる人は分かってると思うけど・・

道具など無くともバイクは作れるのです。

昔からチョッパーとはそうして生まれて来たんですから・・。


そして


ちょっと分かって来たかなぁ。

・と思ったら皆も自分で小さな部品でも作ってみたらいい。


そうしたらもっと深みにはまるし

自分が手塩にかけた部品やバイクは愛おしいでしょ。


そうすることで物事の本質も見えてくると思うし

よりバイクライフが楽しくなるし、大切になると思います。



*****







車高を変えた
前75ミリ 後ろ90ミリ

収まりが良い。





前は車体姿勢で上げるからね。






下のパイプも仮やけど・・

ラインは難儀する。

ひと苦労ありそうやナ。。





横も柔らかくはしたけれど

もう一息やね。









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