2013年11月16日土曜日

造る前に完成形までを見据えるべきである。




足らん部分をTIGや半自動で盛ってもらう。

今までアークやったから
自分で溶接しないって楽でいいデス。


その空いた時間で考えてるケド。





削る。





以前にこのフレームは使わないと書いた。
正確にはパイプやけど・・





純正と同じ38ミリにパテを盛ると太くなるよね。

車格によってはそれでもいいんやけど
今回は1本足で前の部分が目立つからアカンのよね。


バイク造りは部分部分を造って行くように見えるが

全体の完成形までを見据えていなければバラバラのバイクになってしまう。





新たに外径38ミリ・・





肉厚6ミリを仕入れた。

前のパイプの肉厚は4ミリ


これを旋盤で36ミリまで細く引く

それでも肉厚は5ミリ残る。


実際は規格より薄いから4.8ミリほどかなぁ。




そうしたら白という色が塗れるかもしれない。

もしかしたら・・。



ただし、、白は難しい。



ご存知の通り膨張色なので全体に見た目1割ないし2割減で作らないといけない。

シンプルでコンパクトならばなおさらです。


白のバイクで大抵失敗するのはそのせいです。






そして色というのは

鉄が完成したのちに一番似合う塗装をすべきであると考えている。



オーナーの好みとかは考慮する必要は無い。



・と書くと酷い事言ってるように聞こえるけど

例えばオーナーがピンクが好きと言ったら塗るかと言う問題なのです。






小生が削ってる間に・・




黒田屋はお家芸の旋盤でパイプを2ミリ引く




以前なら車で長田まで往復してた事を考えたら・・。




さすが本職は綺麗やね。




左が36ミリ




肉厚もより分厚い。




かの有名なネスのディガーも細いパイプ使うときは肉厚を上げてるしね。




さて次に・・。


つづく







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