2013年11月27日水曜日

カル鉄19インチホイール マシニング終了! 重さは9キロ切った!?



裏面から表面に返してハブを1ミリ削る。

同じ形で裏表があるのは・・

そういえばマグロも港にクレーンで下ろした向きで表裏が決まると聞いたような・・。



マグロは体の左右どちらかを下にして寝かされ、競り落とされるのを待っています。

上になったほうの身を上身(うわみ)、下のほうを下身(したみ)と呼びますが、

100㎏を超える巨体ですから、下身は体の重さに耐えかねて、時間の経過とともに傷ついたりするのです。

 さらに脂のノリがいいため、とても足が速く(痛みが早く)、時間がたつと身が次第に黒ずんでしまう。

この状態をわれわれは「焼ける」と呼んでいます。

焼けてしまうと、寿司ネタにはならない。当然、傷ついていない上身のほうが値段は高く、

下身の価格は比較的安くなってしまいます。




ふ~ん。。。





3つある穴はノックピン。

回り止めデス。


これもベアリングの穴を掘ると消える。

今までありがとう。







ベアリングのした穴を掘る。






空気で冷やしてる。





仕上げは切削油の中で泡だらけ。





熱膨張は怖いからね。





やっとここまで来た!





後一息・・
いやいやまだこれからが大変なんデス。





重さを量る。





さて・・





9キロ切った!






縦にしてみる。






切ってるね。


約130キロから9キロ弱に。

110キロ近くも削ったんやね。

そりゃ時間掛かる訳やね。



軽い鉄でカル鉄になったかなぁ。。。






横浜まで時間がない。

二個目をクレーンでセットする。





家に帰れんわな。


何でそんなに慌てるのかと聞かれたなぁ。



でも

ショーって年に一回しかない。

それを逃すと1年待たないといけない。

だからついつい負担を強いてしまう。


日本の職人の心意気を多くの方に見て貰いたい。

そういう欲が出てしまう。





横浜で是非見て欲しいです。






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