裏面の荒削りが終わった。
黒田屋さんは・・さまざまなトラブルで
ハイスロ行けなかった。。
小生らが楽しんでる頃・・
・・・・。
あんまし言うとアレやなぁ。。
ごめん。。。
一人黙々と・・中仕上げ
表面の時に写真撮り忘れた部分。
水溶性の切削油
泡で何も見えん。
中仕上げをやってマス。
途中で止めて確認ス。
ボールエンドミルという刃。
先が丸いからそんな名前なんやて。
切削油無しで動きをチェック。
再び切削油を・・
回転数は1分間4500回転・・速い。
送りは1500
1分間に1500ミリ送る。
刃物の動き
白い部分が刃物の軌跡
赤い線が早送りで次の工程に行く際の上下の動きを表してる。
ホップが効いてるなぁ。
クリーミーやわ。。。
これも中仕上げ中
荒削りから1ミリ取るのに中間仕上げと本仕上げと2回削る。
もうちょっとで一周するなぁ。
同じボールエンドミルだが・・
仕上げやから刃を新品換えた。
Z547刃物の原点に戻った。
上がった状態。
ココから本仕上げ始まる。
一時停止で・・
止めて見る。
エアーで飛ばさないと見えん。
by自分にも掛かる。。
大丈夫そうやわ。
再スタート
本仕上げは速い。
刃物の回転数一分間6000回転
送りは1分間に2000ミリ
スポークの表裏がずれてないかの確認
ノックピン3本打ってるから大丈夫デシタ。。。
この機械では初やから何度も確認。
ハイ、、再スタート
かなり高速。
7時間35分削って
まだ終わらん。
夜中1時半か2時帰ったらしい。
ホンマお疲れ様デシタ。。。
そして翌朝・・
心配で眠れなかったろうナァ。。
いくら疲れていようとも。。
日曜日の朝
ドア開ける。
・・・・・
無事やった。
最後は何時間掛かったか。
9時間半ほど動いてたんかなぁ。
家にある遠隔モニターで写して見てたらしい。
バッチシやわ。。。
。。。
この日の神戸は雨。
これにて1週間ほど続いた24時間マシニング耐久レースは終了。
次はハブ部分の片面2ミリの肉取りと
リム部分の1ミリ残しの肉取りで歪みを消す。
・という事で旋盤代は倍の値段になるのデス。。
でもね・・
ナンボ鉄でも中身くり抜いたら熱入れてなくとも歪むのです。
正直、、ニュースクールのピカピカホイールでもそんな事はしてない。
あれはリムが仕上がった一円玉ホイールの部材を安いから中国とかから輸入して
中身をマシニングで抜くだけのホイールやからね。
でも日本で削ればMADE IN JAPAN。。
こんな真面目に作ってる訳やないんやけどなぁ。
物造りを真面目にやってもそういう部分を分かる人は少ない。
まぁ、、やってないから出せない部分でもあるが・・。
コストの事や商売の事考えたら不可能な話。
でもね。究極の自己満足がそこにある。
墨一本の妥協無く出来たホイールを眺めながら美味い酒が飲みたいでしょ。
バカだと笑う人は笑えばいいんやよ。。。
でもそういう部分を皆さんにも是非知ってもらいたいのデス。
ちっぽけやけど・・
今なお少なからず居る職人さんの力を借りて・・
これから失った日本の物造りの誇りを取り戻す為に頑張るよ。。
ペコリ。
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