2013年8月29日木曜日

2013 浜通り 大津波の爪痕 ⑩

 
 
浪江町から南相馬の原発寄り(15キロ圏内)を行ったり来たりしています。
 
 
 
 
 
家の基礎しか残ってない。
 
 
 
 
 
花が手向けられている。
 
 
 
 
 
長い間水没してたんで土台の木が腐っている。
 
 
 
 
 
お風呂場と折れた電柱。
 
 
 
 
 
鎮魂
 
 
 
 
東日本大震災
 
 
2011年 3月11日(金) 14時46分発生
 
6分間以上継続して揺れた。
 
 
14時49分、岩手県、宮城県、福島県の沿岸に津波警報発令
 
予想される津波の高さについて、宮城県で6m、岩手県と福島県で3mと発表した。
 
実際の津波はそれ以上だった訳ですが・・
 
当初の発表が小さかった為に逃げなかった人も少なくないだろうと推測される。
 
 
 
津波警報・注意報は15時14分、15時30分に更新・拡大された。
 
しかし停電し防災無線も機能しなかったんやないかなぁ。。
 
 
 
そして福島県の相馬で9.3m(15時51分)の津波に襲われた。
 
 
 

 
この地を襲った大津波。
 
 



ちょうど自分らの居る場所に近いはず。
 
 

 
 
捜索は1ヶ月後でたった3日間。
 
遺体は放置してカラスや野犬に食われ放題。
 
原発がある為に。
 
 
世の中の原発がやりたい頭のおかしい人にこそココを訪ねる事をお勧めする。
 
原発村住民は電力会社のお金で旅行させて貰えるんやから
 
こういう場所に観光バスで来たらいいのにね。
 
 
二年半も経ってもなお、あの日をとどめてる町を見れば
 
変わるかな?
 
 
 
やはり子孫を殺しても、、今の金が大事かな?
 
 
 
 
 
50年後100年後に生まれる子供がみんなカタワでも心配する時代でない。
 


 
 
ここは基礎すら無くなって玄関ポーチしか残っていない。
 
 
 
 
 
御霊安らかに
 
 
 


 
 
 
 
防波堤も破壊されている。
 
 

 
 
防波堤があるおかげで人は逃げない。
 
波の襲来も見えないし・・。
 
人間が自然の猛威に立ち向かうなど浅はかな考えではないかなぁ。
 
必要ないと思う。
 
 
 
 
決壊した防潮堤、
 
海はすぐむこうに。
 
人間が作ったモノなど自然の猛威にしたらこんなもんやわ。。
 
 
東北一体を何十キロと防潮堤でぐるりと囲う計画があるけど
 
そんなものはゼネコンを喜ばすだけ。
 
防潮堤のおかげで引き波で滝つぼ現象が起こり
 
深く叩き落され助からなかった。
 
 
北海道奥尻島の津波ではそれが無かった為に沢山の住民が海に浮かんで漁船に救助された。
 
 
 
 
 
その後、奥尻島でも巨大防潮堤(高さ11.8m)が出来たが・・
 
コンクリートで囲まれた島に観光客は来なくなった。
 
 
 
 
 
 
 
 
気仙沼市を揺るがす巨大海岸堤防計画、被災地住民を翻弄
 
 
巨大防潮堤に海が奪われる 宮城・気仙沼で住民が計画見直し要請
 
 
 




 
 
あまりにむごい。
ココにはまだ多くの行方不明者が居るだろうなぁ。
 
 

 
 
・・暗雲が立ち込めて来た。
 
 
 
 
 

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