エルトゥールル号の遭難～日本とトルコの絆

大島かぁ。。。

南国に来た、、いう感じやなぁ。

トルコ記念館。

由緒正しいんやなぁ。

何で和歌山やのにトルコちゅーたら・・

大昔この海で悲しい事故があったんやなぁ。。

トルコの軍艦エルトゥールル号が

紀伊大島の樫野埼東方海上で台風のため遭難し

580名以上の犠牲者を出した。

 

大島の住民達は、総出で救助と生存者の介抱に当たった。

助かった人々は、樫野の小さいお寺と小学校に収容された。

昔の貧しい漁村である。

漁をしてとれた魚を、対岸の町、串本で売ってお米に

換える貧しい生活だ。

ただ各家庭では、にわとりを飼っていて、非常食として備えていた。

このような村落に、六十九名もの外国人が収容されたのだ。

島の人たちは、生まれて初めて見る外国人を、どんなことをしても、

助けてあげたかった。だが、どんどん蓄えが無くなっていく。

ついに食料が尽きた。台風で漁ができなかったからである。

「もう食べさせてあげるものがない」

「どうしよう！」

一人の婦人が言う。

「にわとりが残っている」

「でも、これを食べてしまったら・・・・・」

「お天とうさまが、守ってくださるよ」

女たちはそう語りながら、最後に残ったにわとりを料理して、

トルコの人達に食べさせた。

こうして、トルコの人たちは、一命を取り留めたのであった。

また、大島の人たちは、

遺体を引き上げて、丁重に葬った。

遭難の翌朝には

事件は樫野の区長から大島村長に伝えられ、

神戸港の外国領事館に援助を求めて生存者を

神戸の病院に搬送させるよう手配するとともに、

県を通じて日本政府に通報した。

知らせを聞いた明治天皇はこの遭難に大いに心を痛め、

政府として可能な限りの援助を行うよう指示した。

各新聞は衝撃的なニュースとして伝え、多くの義捐金・弔慰金が寄せられた。

立派な慰霊碑も建立されてる。

こうして遭難者に対する支援が政府をあげて行われ、

69名の生存者は一旦東京に送られ、

遭難事故の20日後の10月5日に東京の品川湾から出航した

日本海軍の「比叡」と「金剛」により、

翌年の1891年1月2日にオスマン帝国の首都・イスタンブールに送り届けられた

慰霊碑にはトルコと日本の旗が。

そしてトルコ政府はこの日本の恩義を忘れない為に

この100年以上前の話を教科書に載せ子供たちに教えている。

なぜか日本の教科書には載っていない。

＊＊＊

次のような後日物語がある。

イラン・イラク戦争の最中、1985年3月17日の出来事である。

イラクのサダム・フセインが

「今から四十八時間後に、イランの上空を飛ぶすべての飛行機を撃ち落とす」

と、無茶苦茶なことを世界に向けて発信した。

日本からは企業の人たちやその家族が、イランに住んでいた。

その日本人たちは、あわててテヘラン空港に向かった。

しかし、どの飛行機も満席で乗ることができなかった。

世界各国は自国の救援機を出して、救出していた。

日本政府は素早い決定ができなかった。

空港にいた日本人はパニック状態になっていた。

そこに、二機の飛行機が到着した。トルコ政府が直々に手配してくれた

トルコ航空の旅客機であった。

厳戒態勢の危険な地域に降り立ち

日本人二百十五名

全員を乗せて、成田に向けて飛び立った。

タイムリミットの一時間十五分前であった。

 

この話には感動したなぁ。。。

以来、日本とトルコの友情はずっと続いている。

知らないのは多くの日本人だけかぁ。

いつも情けない。。

トルコの民族品も売ってる。

この目玉は

魔除けらしい。

色彩豊かやなぁ。

目玉だらけ。

目が魔わりそうですわぁ。。

ｺﾚなんか藍染みたいな色で

親しみやすいかなぁ。

しつこいやうですが目玉！

綺麗やなぁ。

全部手作り。　温かみがあるでよ。。。

絨毯も沢山ある。

手織りでとても雰囲気がｴｴ。

ちとお高いけど。。

別の店へ。

こんな格好しとるんかぁ。

トルコのビール。

飲めばよかったなぁ。

なんでかサメの口。