2010年6月15日火曜日

         誉











              『青春』 


青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ。


若くあるためには、創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり、
安易に就こうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならない。




人間は年齢を重ねた時老いるのではない。
理想をなくした時老いるのである。




歳月は人間の皮膚に皺を刻むが情熱の消失は心に皺を作る。


悩みや疑い・不安や恐怖・失望、これらのものこそ若さを消滅させ、
雲ひとつない空のような心をだいなしにしてしまう元凶である。


六十歳になろうと十六歳であろうと人間は、驚きへの憧憬・
夜空に輝く星座の煌きにも似た事象や思想に対する敬愛・
何かに挑戦する心・子供のような探究心・

人生の喜びとそれに対する興味を変わらず胸に抱くことができる。



人間は信念とともに若くあり、疑念とともに老いる。



自信とともに若くあり、恐怖とともに老いる。
希望ある限り人間は若く、失望とともに老いるのである。


自然や神仏や他者から、美しさや喜び・勇気や力などを
感じ取ることができる限り、その人は若いのだ。


感性を失い、心が皮肉に被われ、嘆きや悲しみに閉ざされる時、
人間は真に老いるのである。




そのような人は神のあわれみを乞うしかない。




(Samuel Ullman, 1840年 - 1924年)

2 件のコメント:

  1. サミュエル・ウルマンの青春の詩ですね。(^O^)

    深いですね。いつも、バイクの事ばかり考えるてると、こんなんで良いのかな?なんて、考えてしまう時がありますが、全然OKですよね!!

    素敵な詩、ありがとうございます。

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  2. ooiman さん・・

    この詩を読んでその通りやなぁと思いました。
    凄い詩ですねー。

    好きな事を続けるのは素晴らしい事だと思いますよー。

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