2010年2月9日火曜日

ゴムの町神戸。



通称・神戸グリップと呼ばれておりますが・・



神戸市長田区は明治時代から勃興してきたゴムやタイヤ
チューブなどを製造するゴム産業であったのが戦後靴産業で栄えた。

そこで知る限り一番と呼ばれる成型屋さんで製作を依頼している。
と言う事は世界一と言っても過言ではなかったりして。

素材も車の外装に使われてる紫外線や風雨に強い三井化成のゴムを
職人さんがこのグリップの為に独自の手法を編み出して成型してくれてる。



右下のはブイツ〇ンという大手メーカーの台湾製やったかな? 
精度の悪い金型で粗悪なゴムで焼いたら1ヶ月持たない。

ウチのは純国産・神戸Madeで原価数十倍、、でもそこより随分安い。



話変わって他の国内事情はというと・・
皆こぞって海外にでて安さだけを追い求めてるけど・・



その結果、国内産業は衰退してひどいモンやな。
失業、倒産、自殺と。。。。

あの車がああなってトヨタが国内の工場に部品の発注を掛けたと聞いたわ。
初めからそうしとけば!? 
他国がマネしたくも出来ない世界最高の技術と勤勉性を兼ね備えてるんやから。


権門上に傲れども
国を憂ふる誠なし
財閥富を誇れども
社稷を思ふ心なし

ああ人栄え国亡ぶ
盲たる民世に踊る
治乱興亡夢に似て
世は一局の碁なりけり

2 件のコメント:

  1. あ~なんて共感できるお言葉!!って感じですわ。
    まったく、はじめからMADE in JAPANでやればよいのに。コストダウンは作り方で!
    技術と匠の技は海外に流出させない!空洞化なんてあかん!ですよね。

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  2. kubotaさん・・

    このまま行くと職人が育たないから
    技術でも負けるでしょうねぇ。。

    大メーカーにはなんとか工夫してもらって国内産業を
    助けてもらいたいですね。

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