2018年3月14日水曜日

ツースロートファンネル・アルミバージョン完成!




台座の素材はコレ!




二〇〇〇番というジェラルミン素材

ちと硬いんやね。 

単価はアルミより高いらしいけど始末がエエんやて。

ウチのファンネルは全部ジェラルミン製と今頃知ったナ。

まぁ、、ジェラと言うてもアルミ合金やしね。





まずはNC旋盤でファンネルの部分を作る。

 


くわえる部分もロスやなぁ。




こっから突っ切りで台座から切り離す。




ツースロートは二つづつ要るから進まん・言うてたなぁ。




固定用の治具を作る。




水溶性の切削油




面出しと穴開けかな。




ツースロートのネジ穴は三本。




マシニングって・・




グリングリンしながら穴を掘るんやねぇ。




最初、カル鉄ホイールのベアリング穴掘るの見て驚いたなぁ。。。




ものすごい正確に開くんよね。




マシニングももう一台増やすって言ってたなぁ。




Oリング用のマニも預けてたんやね。




バリを取って綺麗に。




ファンネル10個作って5個しか出来んのよねぇ。




重ねてゴッツンコする部分をカットする。




アルミバージョンは鉄より傘の先に厚みを持たせてある。




これ手間やけど・・無かったらファンネルが小さくなって残念やもんなぁ。




バフでポリッシュする。




ここで顔が映るくらいにして角も削りっぱなしのあの残念感を消す。

ウチの部品に削りっ放しは存在せんのよね。
最後は必ず手を入れて温か味のある手造り感を出さんとアカンわね。




ジェラルミンは溶接が効かんから、キンキンに冷凍庫で冷して・・




ベースはアツアツにして圧入!




鉄とアルミ




これは第二段の鉄ファンネル。
もう宮崎県に旅立ちマシタ。

初期ロッドよりわずかにデザインを変えてる。

並べてよく見たら・・
わかるかナァ?のレベルやけど。




アルミの方が僅かにフチの部分を肉厚にしてる。




フチにも手を入れて優しいRでしょ。
機械でRを取ったら・・正確すぎてこうはならない。




ゆらぐテラテラ感が見事やなぁ。。。




純正エアクリくり抜きよりシャープで、、削り出し感は無いよね!?




そいえば・・

10年前はオールドスクールの世界に削り出し持ち込んで結構色々言われとったたかな。。

でも
鋳物もいいけどこっちの世界もいいよね!




鋳物で作っても加工で削りは要るわな。

ウチの鋳物は鋳肌を大切にするから・・
純正もしてる・・捨て削りで面を出さないで加工するから固定がもの凄い手間なんよな。

そんなんしてくれるのは黒田屋さんだけかもね。

いつも鋳物屋さんの仕事に驚き敬意を払ってるもんなぁ。

またお互いがお互いを認め合ってるのが素晴らしい。




やっぱし最後は手仕上げやなぁ。




部品を肴に酒飲めんと嘘やもんなぁ。




コストコストコは禁句やなぁ。




特注したネジ渡すの忘れてる・・ナ。。




この日は日曜日・・




画像検索してたらおもろいTシャツ見つけたなぁ。。。(笑)




夕方に完成したの持って飛んで見せに来てくれた!

1秒でも早く見せたかったらしい。
目が輝いてたなぁ。。。




鉄のパーカには特注したマイナスネジのパーカ仕上げを
アルミにはニッケルメッキをセットに。




写真が下手くそで端っこが切れてるがな、、黒田屋。。


今、パーカに出してるから金曜に納品されるみたい。


第二段は鉄5個 アルミ5個


予約受付マス。

郵便番号からの住所、お名前、電話番号と
代引きか振り込み希望かを明記してくれたら手間が省けて嬉しいけどね。



cb400fkai458@yahoo.co.jp まで。








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