2014年5月10日土曜日

どうしたら原発が止められるかって? もう一回どっかの原発が爆発して・・




いわき市仮設60代男性

「どうしたら原発が止められるかって?そんなこと簡単だ。
もう一回どっかの原発が爆発して土地が汚染され、
人が住めなくならないと原発を止めることは無理じゃないのか?
アメリカ・財界・官僚が政治家に圧力をかけている構造も問題だがな」







南相馬市60代男性

「自宅一軒、竹中工務店に560万円で除染を依頼し、
現場の下請けはピンハネされまくって、70万円で作業をする。
末端の作業員は日当約8千円。除染が終了したら仕事がなくなるから、
皆、いい加減な仕事しかしない。それで雇用が確保され、経済が回る。
それが除染ビジネスの実態」





「東電や国のやり方は最低だ。人を人とも思っていない。
でも、俺も今までずっと東電にぶら下がり、国に依存して生きてきた。

一番悪いのは、俺の主体性のない生き方だ。
思考停止に陥り、今さえ良ければいい、自分さえ儲かればそれでいいと、
臭いものには蓋をしてずっと生きてきた」







いわき市仮設・40代女性

「仮設で中高年の男性の自殺が起きた。明日は我が身・・・。
でも、生きていればいいことがあるなんて、
口が裂けても子供達には言えない。

明るい未来なんて、ここ福島では絶対にありえない。
普通に生きて、当たり前に暮らせることが、
こんなにも難しいことなんて思わなかった」








「ラジオを聞いてひっくり返ったよ。
放射能に負けない子供になろう!って福島県教育委員会が
ラジオで呼びかけているんだもの。

中通りの住民は、被害者という意識が薄い。
だから教育委員会は、県外に避難した人を非難するんだ。
もうマスクをしている人も、ほとんどいないよ」



南相馬市・20代女性

「今まで原発の勉強とかしたことない。
でも、東電の下請け会社で働いている旦那が被曝して、
入院してから、やっと目が覚めた。

311以降<誰かが何とかしてくれるだろう・安全だ>と、
放射能を浴びまくっても他人事のように考えていた。

無関心は身を滅ぼすことにやっと気がついた」





南相馬市・20代女性

「原発事故以来、国・政治・東電は最悪と、ずっと他者を批判してきた。
でも良く考えてみると、私は選挙に一度も行った事はないし、
新聞も読まないし、テレビはお笑いだけしか見ないし。

原発近くに住んでいながら原発の事なんて全く知ろうとも思わなかった。
今思うと恥ずかしい」






ネコは寝て暮らせるんやけど人間はもっと考えんとなぁ。





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