2013年12月28日土曜日

ミッションの止めと マイナスの改造と



クリスマスなんで少し止まってた。。





ウチにはクリスマスなんか無いねんけどなぁ。。
それらしい食いモンも無い。


でも子持ちのトコはね..。




くま吉には正月用のシーバを買ってあげるよ。。。





北川商会で買って貰った。





スプロケは横浜で買った小田原スプロケ。
機能部品ダ!





美しい。
精度も高く全周焼き入れか。



手に取ったら分かるが・・本当に素晴らしい部品だ。


是非このバイクに使いたいと一般価格で購入した。



もっとこの先も見せて貰いたいからである。




見えん。





しかしこれがホンマモンの男のロマンやね。


25丁でR51丁

14インチや15インチのハイトの低いタイヤではこのセットアップにする。
長年で編み出した理想の組み合わせだ。






今日はこの部分を・・







不細工やね。












作るしかないか。





自分のバイクならアングルか、もしくは溶接で作るけど。

ちょうど夜のブログもアップしたかったんで・・









時間は掛かるけどマシニングで。


オサレな服など着ていない。
”ホンモノのリアルは別にある。”





フライスみたいに面を削り出す。







45mmじゃ少し大きいかな。





市販車と違いあまり動かす事がないので・・

それでも見た目のバランスも加味して
40mmにして貰う。








対面式とか言う機能やったかなぁ。

手打ちでデータを打ち込む。














折れにくいようにRにして貰う。

3R取る。



以下撮影は黒田屋
















穴あけのデータ。





下穴開けて・・








端~端10ミリ残しじゃ狭いかもと呼びに来たんで・・






10ミリもミッションは引かないけど7ミリ残しの26mmにした。






見た目だけの問題。
ほとんど見えない部分なのだが・・。


気にする人も居ないかもしれない。






純正よりは強度を持たすために厚みを増した。





黒田屋が溶接する。










純正と同じく補強も入れた。
純正より肉厚パイプなので必要ないかと思われるが・・。






コンパクトになった。





あまり見えない部分だが・・

削り出しなんで質感は無い。
後で重々、手で削り込んでゆく。






車体のサイズをリサイズするという事はこういう小さな積み重ねが重要である。


これで貴重な1日を費やしてしまったが・・



長い年月を重ねて行くバイクには、作ってる間の時間や大変さなど
ほんの瞬きのような一瞬だと自分に言い聞かせている。


出来た人間やないから、そりゃ楽はしたい、、
でもそんな気持ちでは良いものは作れる道理が無い。



”人に嘘はつけても己には嘘はつけない”



精神性の問題だ、と解釈している。



だからやるんだ。






この部分は半自動で肉盛した。


当初に言っていた横から見たらただの四速改フレームに見えるように・・。



作り手は吾を主張したがるものであるが・・

そういう部分を殺したマイナスの改造をやり遂げたい。




それは塗装をする田中屋にも普段から重々言い聞かせて要る事だ。



吾の技術を見せたい所ではあろうが・・

そのバイクに一番似合う塗装を行えと言っている。



彼は塗装でも一番見えない下地に重きを置いている。

何十年も持つように・・



若いのに大した男である。







明日は工場も年末年始で休みだ。


また明るい間に出来る。

視力が弱って来た人間にとって明るいのが一番の喜びである。








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