2013年7月31日水曜日

北海道 泊原発 高校生の意見陳述を都合が悪いから潰す!




泊原発を再稼動して下さい!
by幸福実現党








どこでも原発村は同じだなぁ。。





2013・7・29に行われた泊原発廃炉訴訟第6回口頭弁論で、


高校2年生の戸苅春香さんが意見陳述をする予定でしたが、


直前になって認められませんでした。



終了後の報告会で本人が朗読した陳述書の一部を本人の了承のもとに公開します。

日本の全ての大人たちは、彼女の声を聞くべきです。



そして、彼女の訴えに応えるべきです。是非ともシェア・拡散お願いします。




原告意見陳述要旨(2013年7月29日) 原告 戸苅春香




2011年3月の原発事故は私の人生を一気に曇らせました。

福島原発の状況を報道するテレビの声を聞きながら、

私は不安でのどが詰まるような思いがし、視界が灰色になっていくように感じました。

あの時の報道でも既に日本国民へ向けての計画的なだましが始まっていたのだと思うと、

なお、怖ろしい思いです。


私はそれまで、日本がこんな残酷な国だったとは知りませんでした。

私は事故からの2年間、この時代に生まれてきたことを何度悔やんだかわかりません。(中略)








未だに原発を続けようとしている、というところを見ると、

知らない、というか知ろうとしない、知りたくないんだと思いますが、

もうすでに放射性物質による健康被害は出ているんです。

後回しにしていられる問題ではありません。



みるみるうちに人口は減ります。子供がいなくなります。子供がいなくては未来がありません。

自分はもうすぐ死ぬからどうでもいいと思っているんですか。

何も心配せず食べたいものを食べ、行きたい所へ行ける幸せな子供時代を送り、

この先何が起こってもどうせ自分が居ないのだからどうなってもいいと思っているんでしょう。

たとえ汚染されたものを食べ発病しても寿命だと思って死んでいくのでしょう。(中略)

自分だけいい思いをして子供も未来を汚しても平気なんですか。

罪悪感もないんですか。恥ずかしくないんですか。(中略)





ドイツは福島原発の事故を機に原発推進派だったメルケル首相が脱原発を決定しました。

それなのになぜ、日本にはそうする勇気がないんですか?

これだけひどい事故を起こしておきながら、国民のほとんどはその被害に自覚さえありません。

日本は命よりも経済を優先し、ぐずぐずと原発を動かし続ける、

こんなだらしない国だったんですか?



さらに、大事故を起こした実績のある日本の原発を恥もなく輸出しようだなんてもってのほかです。

一番大切なものを忘れて人間として正しい選択ができなくなっているんじゃないですか。

無表情で必死に言い訳をして原発を動かし続けようとするその精神が理解できません。

いい加減目を覚ましませんか。(中略)




現時点でもうすでに大人が残した原発は私たち子供にとって大変な重荷です。

それをさらに増やすつもりですか。

自分の子供や孫の顔を思い浮かべてもう一度よく考えてください。

私たち子供は大人たちに憤りを感じています。






私はたかが電気のために命を危険にさらし、涙を流すなんて、まっぴらごめんです。

そんなものに人生を左右されるのも、未来を縛られるのも許せません。

未来はあなたたちのものではありません。私たち子供のものです。

大人の一時的な都合で私たちの未来をこれ以上汚さないでください。



私たちの夢を奪わないで下さい。






事故後1年間は ヨウ素2000ベクレル セシウム500ベクレルという暫定基準


現在の基準は100ベクレル





事故前の基準では100ベクレル以上は

「低レベル放射性廃棄物」 として黄色いドラム缶に詰めて

コンクリートで遮蔽して300年間管理しなければならないと定められていた。




今はその低レベル放射性廃棄物が食卓へ。

その何十倍以上のがセメントや肥料に加工され市場に出回っている。



。。。。







4 件のコメント:

  1. こんにちわ。以前1度だけコメントさせて頂いた「ある原発立地地域に住む者」です。「高校2年生の戸苅春香さんの意見陳述」私のブログにも転載してよろしいでしょうか?私の周りには沢山原発で働いている人がいます。小さな子供を持つ親も何人もいます。読ませたいです。

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  2. こんにちは。
    もちろんです。 原発立地の方こそ読んで頂きたいですよね。

    宜しくお願い致します。

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  3. こんにちは はじめまして。「高校2年生の戸苅春香さんの意見陳述」大変大切なメッセージですね。私のブログにも転載させていただいてよろしいでしょうか。まるで事故があったのを忘れてしまったかのような人々もたくさんおり、ぜひ皆さんに読んでいただきたいです。

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  4. こんにちは。 はじめまして。

    もちろんです。 

    皆さんに読んでもらいたいですね。そして考えて欲しいですね。

    宜しくお願い致します。

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