2013年7月31日水曜日

(仮)奥本号 塗装①



奥ちゃんが苦節三年、、

仕事終わってから毎晩、休みの日は朝から頑張ったバイク。


パテはそのまま行けるくらい綺麗に研がれてた。


しかし造形的に僅かな欠点も見逃すべく
手を入れてしまったらしい。



黙っててもそれに応えるべくやってくれる田中屋には深謝。。。





最初は小修正掛けるも
全面パテになった。

強度が高く剥がれにくいアルミパテを使用。





ん。
柔らかいRになった。





もう田中屋塗装店とは阿吽の呼吸かなぁ。






前の部分を重点的に盛った。
絞込みは効かせつつも真っ直ぐ持って来たらニュースクールになるんで途中にRを加えてる。

このあたりは零戦の胴体後部から尾翼に掛けてのラインを参考にさせてもらってる。






タンク前面下部の違和感を取り去る。




ビフォーアフターと言うんかな・・







以前のは全面下部のフレーム付け根が出てたんやなぁ。



前に三人で打ち合わせた時の柄はこんなん。
しかし色々考えたんやなぁ。




タンクが小さいからフレイムスが二段では無理やった。
すごく小さくなるんやなぁ。





こういうのを考えた。




この日はココまで。





それを奥ちゃんに合成画像で再現してもらう。
フォークはリクエストで1インチ伸ばして貰った。


一般的過ぎる。





また田中屋と考えてあれこれ数時間貼ったり剥がしたりを繰り返すうちに閃いた!





それをまた合成してもらう。
犬さんまで出て来てくれて会場の暗さに合わせてトーンを落としてくれた。

深謝。



そして昨日・・







また田中屋がやって来て
二人でああでもないこうでもないと・・・。









かなりもう一つダ!。。





横から見たときに上のラインが出過ぎてうるさくならんように小さくして
綺麗な背中サイドのRを出す。

塗装が造形をスポイルしてはアカンねのやわ。





左側をサイドに寄せた。





右は大きい。
網走で買った網走刑務所の刻印入りのセッタも写ってるわw





左は小さくした。
フレイムスにこだわらず「ひよどり」をイメージしてもらった。




両方貼り変えた。




同じカーライルであわせてみた。
真横から見ても上までの柄が見える。





通常人が立って見る位置だとこんなん。






タンクはイマイチ浮かばん。
もう暑さと見過ぎでお互い目が麻痺して来たなぁ。





ジャンクロウさんに頂いたネコはココに付けてみた。




こういう時に癒してくれる。




さぁ、、またがんばりませう。


コレ見てると笑みがこぼれるナァ。
改造とはつらい事ばかりナリ。。。







上はもう少し狭く。横に柄が出ないように。




タンクのラインを無視して上げた。




こっちは合わせた。



なぜ大き目のフレイムスを入れるんかは明確な理由がある。
それは後のお楽しみという事やけど・・


タンクの小ささが難しいのに拍車を掛ける。




う~ん。
良くも無く悪くもない。。



つまりはアカンのよ。








自分のバイク作りはいつもかっこ悪かったら何年コンテナに閉じこもろうが


まったく無、、
だと思っている。



奥ちゃんも周りからさんざん早く完成させたら・・

とか

もう十分エエやん・・とか言われ続けたけど


ああいう言葉はいらんなぁ。。



おなじバイク作ってても

そこまでやってない人には分からんだろう。






海軍五省

いつも見てるんやけど。

反省したり、この言葉から教えられる事ばっかしやよ。




この間 「夢の扉」って番組で

小惑星イトカワに行って世界初を成し遂げ帰還した「はやぶさ」の設計者が

同じ宇宙目指してる教授に贈った色紙を見たんやけどなぁ。



「技術より根性」 



って書いてあった。


宇宙工学なのになぁ。

でもその意味に震えたなぁ。






また頑張ろう。



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