楕円テーパー リジットフォーク ④ 削り出し終了

出来た！

クロムモリブデン鋼　削り出し中空リジットフォーク

機械構造用合金鋼の一つで、通称、「クロモリ」もしくはクロモリ鋼と呼ばれる材料です。

クロム鋼にモリブデンを入れて改良されたもので、SCr材よりもさらに焼入れ性に優れています。

焼戻しに対する抵抗、機械的性質が優れているほか、靭性もあるため、

自動車部品、ボルト、ナット類にも使われます。

５００℃前後の高温下でも強度が低下しにくいといわれる材料で、

高温高圧が前提となる箇所に使われることもあります。

自転車のフレームとしても人気で、適度な「しなり」が発生し、

振動を吸収するためアルミに比べて疲労度が少ないという見解もあります。

他にもクランクシャフト、フライホイール、スタビライザー、ボルト、継手、航空機脚部品、

エンジン部品等にも使われます。

http://www.toishi.info/sozai/scm/

削り目を無くして柔らかいRを手で加える。

素材はクロモリ鋼のSCM 435 OH

マシニングで削るから焼き入れして焼き戻しした素材。

キックペダルのシャフトにもSCM　クロモリ鋼を使ってる。

以前はS45ｃやったね。

一年くらい前により長持ちさせる為に変更してる。

初めて書きますが...。

ニューオーダーに持って行った時はパイプのリジットフォークやった。

素材はSTKM 13A

ロールバーやスタビライザーに使われる炭素鋼の鋼管

http://www.toishi.info/sozai/stkm/stkm13a.html

これは良くしなって良かったなぁ。。。

これは楕円の断面やし肉厚やからどうかなぁ？

ｱｶﾝかったらﾂﾗい。。

作り直しか！？

トリプルツリーを作る。

上45ｍｍオフセット

下40ｍｍオフセット

どっちがｴｴか現物合わせで決める。

後で手で削り込むから簡単に。

NCフライスにて差し込み部分を削る。

タッチセンサーで測って

削る。

肉厚凄いﾅｧ。

楕円テーパーやから仕方ないなぁ。

センターにポンチマーク

すべての基準点になる。

つづく