2013年12月13日金曜日

移転したフーリガンズへナックルのエンジンOHへ





横浜も終わっていよいよナックルのエンジンをOHに出す。





夏前やったかなぁ。

京都のフーリガンズさんからエンジンを任せて欲しいという電話があった。



関西では有名なあのフーリガンズ、、

噂には凄いエンジンだと聞いてる。


現に知り合いが数人出しては居るが

どの人も劇的にスムーズかつ振動が無くなって速くなったという。


興味は以前から持ってた。



以前にも書いては居るが

自分はパワーよりも耐久性重視

フリクションンを極限まで減らしたファインチューニングが好みだ。

そうしたらスムーズで結果・速くなると思ってる。







長い事話聞いたなぁ。




もう13年店やってて

昔組んだ、10年間乗りたくったお客さんのを頼んでエンジン開けさせて貰ったらしい。

距離を重ねての摩耗はあるが

自分の思い描いたようなエンジンだったらしい。

そしてそのまま蓋をしたそうだ。


自分のやり方が間違ってなかったと確信したそうやわ。



小生のナックルも・・何も特別な事をしないでいつも通り組むから

正直な感想を聞かせて欲しいとの事。



自分もそれを見てみたい。

体感してみたいというのが正直なトコロ。






お互い話がとんとん拍子に進んだが

横浜明けまで待って貰っていた。


エンジン無くなると寂しいね。






そして京都を目指す。

神戸から87キロくらい。





京滋バイパスに入って・・





久御山インターで下りる。





料金所出たらすぐの信号を右折。





真っ直ぐ行って信号4つ目、吉野家のある交差点を左折。





信号手前にお店が見えて来た。





反対側はコカコーラの大きな工場。




到着。

前のお店から100mほど離れただけなんやて。





無茶苦茶忙しいとは聞いてる。

雑誌には載ってないけど関西では知る人ぞ知るお店。





しばし一服。





この角度が調整できる灰皿・・エエなぁ。。。





移転した新工場。





広くなったなぁ。





二階もある。





早速降りたエンジン。


パンシリンダー

オイルポンプはアーリーかな。

ヘッドの前は30s、後ろ40s

マッチングケースでない寄せ集めエンジン。

刻印は純正。

打刻部分の厚みが分厚い


ケースはマッチングじゃなくとも同じやから関係ないと言えば関係ないね。

刻印の違いのみやしね。





アイアンのOH沢山あるね。

やっぱしクランクが小さいナァ。





ヘッドも沢山ある。





フライホイルがいっぱい。





右がショベル
左がナックルのFL・・分厚さが違う。

やっぱしナックルのは重いんやね。









コンロッドもいっぱいあるね。
エンジン屋さんはこういうストックも要るんやなぁ。




右はS&S
左右同じ厚みの薄いクランク。

ショベルと比べても薄いね。










現在はカスタムは受け付けていないそうやわ。





エンジンOHの重整備みではなく

小修理から車検まで幅広く対応してるらしい。






プレスやら





タイヤチェンジャーまであるなぁ。





バフも。





コンタマシンもある。
これあると鉄切るの便利やわ。





スポークの芯出し機





本格的なのもあるね。





ブラストも大きいなぁ。






整備中の車両も。






セブンスターが入ってる。











いい感じ。






あ。
かわいいですね。






この人もよく走ってるね。





ステンの粉を吹き付けてほっとくと燻しに
磨くとステンの地になる塗装。






ココの車両に多い。





こちらの車両は20年超えの女性オーナー

オイル交換に来ていた。





綺麗なラインで幅つめしてるね。

















パンのタンクみたいに綺麗に細くなってる。





トリプルも幅がつまってる。





そして鋳肌加工
10年以上前かららしいから関西では一番古いんやないかな。





このショベルもいいなぁ。





このショベル

九州は鹿児島の方だったか?


組んだばかりのストローカーのショベル、

ストロークが4 3/4インチで圧縮カタログ上では10.8:1ですが
加工して少し下げてるので実際は9.5:1位らしい

排気量は約1500cc



きつく蹴らず軽く踏んでみてという・・






軽い。

本当に軽い。。。


ストローカーは重いという固定観念があったけど

なんという軽さ!


きちんと組んだエンジンは

圧縮のある部分だけ一瞬重いけど

後は軽いそうやわ。


今までの固定観念が吹き飛んだ。






クリアランスはきつめで組むという。

最初数分エンジン掛けては徐々に時間を増やしてあたりを付けるみたい。





試乗と馴らしは多いときは1000キロ走るそうやわ。





その為の送風機か。





工場用の大きなのも買ってあるし・・。





沢山積み重ねて来たんやろなぁ。





S&Sケースを純正風に削ったらしい。





すごいなぁ。
こんな段も無いしね。






かなりの手間やね。。。










コレはウチの41ナロー

ブラストのまま。



















このナックル・・
どんなエンジンに仕上がるのかなぁ。





キックの軽さか。

冷えてる時の方が柔らかく

温まると固め・・


熱膨張か。


冷えてる時に固いエンジンが多いんやけどなぁ。

オイルが固いからそうなんやと思ってた。






キックの軽いエンジンか。

魅力やね。





さて帰る。

日曜やったから寄り道せずに。






次の日画像が送られて来た。

指折れてるのに仕事しすぎやなぁ。



下駄かましてたからストローカーかと思ったらFLクランク

にパンELシリンダー


どうりでフレーム凹ませず載ってると思ったわ。。



外人がストローカーやと書いてたから信じ込んでたわ。。





どんなエンジンになるか非常に楽しみにしてる。





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