2013年12月25日水曜日

2013年 10月15日 飯舘村 長泥地区で採取されたキノコ類を測る。 ⑧



長泥地区で採取したモノを座間市のヤマキファームさんで測って頂く。










いっぱい採ったなぁ。





キノコからは2.12マイクロシーベルト出てる。


以前動画でスーパーで買った魚から1マイクロ出てたのがあったけど

本当なんやね。






ケースにつめて・・





袋に入れて厳重包装。






機械の上は0.06









こんな感じで計測する。






周囲を水で遮蔽している。





栗は 4150 Bq/Kgもあった。


国の食品基準は100 Bq/Kg






赤い木の実は 10570 Bq/Kg








紫の木の実は 5470 Bq/Kg


赤い木の実の半分ほど。

植物によって移行係数が違うんやね。







キノコ④ 13万5900 Bq/Kg







キノコ③ 9万2100 Bq/Kg







キノコ② 11万8500 Bq/Kg






キノコ① 52万8000 Bq/Kg






苔 88万8000 Bq/Kg






測って頂きありがとう御座いました。


農家さんが全部こういう方だったら安心なのにね。










そして後日・・

この52万8000ベクレルのキノコを乾燥させた。








生の状態:71g → 天日乾燥後:15g






3.44 MBq/Kg?

さっきまでKBq/Kg=キロベクレルやったのに

超えてメガベクレルになった。


344万 Bq/Kg

100ベクレル以上は低レベル放射性廃棄物として黄色いドラム缶に入れて300年管理。






福島県のいわき市のそばの棚倉という場所で





2万8千ベクレルのキノコ


1986年のチェルノブイリ事故の後、多くの放射性核種について環境挙動や被曝線量の見積に関する研究がなされてきた。
こうした中で、森林生態系に取り込まれて土壌中に蓄積した放射性セシウムが、キノコに特異的に濃縮することが明らかとなってきた。

ヨーロッパを中心として10,000 Bq/kg(乾燥)以上のセシウム-137濃度が数多く報告された。

キノコ中の放射性セシウムに関する研究は、二つの面から重要である。
まず、キノコを食用とする国では、キノコを通して人体に取り込まれる放射性セシウムの量を明らかにする必要があること。

そして、キノコを形成する菌類は森林中の物質循環に大きく関与しているため、
放射性セシウムの挙動に関しても大きな役割をはたしている可能性があることである。







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