2011年8月13日土曜日

南相馬市 ⑤


道の横にエライ車が転がってるなぁ。。


ココは海から結構高いのに。


・・・・


消防車やったなぁ。
放射線が高く撤去出来ないらしい。


コレも放射能のせいかなぁ?

綺麗な車も沢山放置されてるんやわ。
登録した本人、身内、すべて亡くなられ・・という話も聞いた。


アスファルトすら持って行かれてるなぁ。


こんな高い橋まで


高圧線も最近までぶら下がってたらしい。


ガラが集められてる。


トラクターとか金属の山。


ガレキの山。


家屋の木材の山。


解体というか撤去はつづく。


言葉失う惨状。


あのTVで見た大津波の惨状


思わず息を飲んだ。。。。


上空からの捜索。


津波の残酷さ。


水浸し。 しかも海水。 


そしてホンマになんにも無くなってもうたがなぁ。。。。


これだけの地域が!!!!



南相馬の方々から色々伺った。



まず誰も来ないんやてよ。

TV、新聞、雑誌、メディアは電話取材。

結果、多くの命が失われたそうやわ。



寒い東北の冬、

燃料が枯渇するも再三に渡って要請しても

その1ヶ月後にトレーラーのローリーが2台

市役所前に乗り付けて汚染されたから車ごと買取れと。

今も市役所前に放置。



他府県では「福島ナンバー」というだけで給油断られるし

給油所に「福島ナンバーお断り」の看板まで立ってるんやてよ。



また、東京なんか行こうものなら車に

迷惑、帰れ、放射能ばらまくな、、とかの傷を入れらた方多数。

地元の修理工も複雑な思いで修理してるらしい。。



差別はアカンわなぁ。。

何も好き好んで放射能浴びた訳や無い、、

政府、東電、原発村のポン中が悪いんやわ。





ある福島の方のメッセージ




実家は福島第一原発から20~30kmの屋内退避区域内にあります。

今、この周囲の人々は、世間から見捨てられようとしています。

他の被災地と同様に、物資や援助が窮乏していますが、

他の被災地に対しては徐々に動きがあるのに対して、

こちらには入ってくる動きがほとんどありません。

30km圏外で止まってしまっています。

マスコミも入って来ないので、報道もされません。

運送業者やボランティアも来てくれません。新聞や郵便も来ません。

ここの人たちは、「1.地震」、「2.津波」、「3.放射線」、

そして「4.人々の誤解・差別・風評」という、四重苦に苛まれています。

そして、四つ目の苦しみが、最も強く作用しています。


ちょっと放射線の値が高いからといって忌避したり、

不安に駆られて買いだめをしたりする大勢の人たちの気が知れません。

現地では、今現在、困っている人がいるのです。

「明日、ちょっと困るかもしれない」ではなく、

「今、生死にかかわるくらい確実に困っている」のです。

他の津波被害地域と同じような捜索をしていれば助かったかもしれない命も、



ここでは見放されています。




0 件のコメント:

コメントを投稿