3月24日に福島のキャベツ農家の方が
自殺するという悲しい事件があった。
この農家の方は農薬を使わない有機栽培
30年以上前から有機栽培にこだわり、
自作の腐葉土などで土壌改良を重ねてきた。
キャベツは10年近くかけて種のまき方などを工夫し、
この地域では育てられなかった高品質の種の生産にも成功した。
農協でも人気が高く、
地元の小学校の給食に使うキャベツも一手に引き受けていた。
「子どもたちが食べるものなのだから、気をつけて作らないと」。
そう言って、安全な野菜づくりを誇りにしていたという。
それが3.11以降
そのキャベツ畑に放射能が降り注いだ。
原発村のポン中達や
放射能まみれの藁を与え嘘付いてまで出荷した酪農家は
被害者のようで加害者にもなった。
このキャベツ農家の方は
30年も有機栽培を苦労してやってきたものを
一瞬で打ち砕かれた。
自殺したんやない。原発に殺されたんやなぁ。
その農家の方の携帯の待受画面は
嫁や息子でなしに自分が精魂込めたキャベツの画像やった。
原発は普段から放射能をまき散らし
処理の問題もまったく進んでない。
後世に汚物を残すだけやなぁ。
ひとたび事故を起こせばこんな社会にとって大切な人の
命まで奪う。
止めにせなアカンよ。
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