2011年7月30日土曜日

福島農家の自殺・携帯には・・



3月24日に福島のキャベツ農家の方が
自殺するという悲しい事件があった。



この農家の方は農薬を使わない有機栽培

30年以上前から有機栽培にこだわり、

自作の腐葉土などで土壌改良を重ねてきた。

キャベツは10年近くかけて種のまき方などを工夫し、

この地域では育てられなかった高品質の種の生産にも成功した。



農協でも人気が高く、

地元の小学校の給食に使うキャベツも一手に引き受けていた。

「子どもたちが食べるものなのだから、気をつけて作らないと」。

そう言って、安全な野菜づくりを誇りにしていたという。





それが3.11以降

そのキャベツ畑に放射能が降り注いだ。




原発村のポン中達や

放射能まみれの藁を与え嘘付いてまで出荷した酪農家は

被害者のようで加害者にもなった。




このキャベツ農家の方は

30年も有機栽培を苦労してやってきたものを

一瞬で打ち砕かれた。



自殺したんやない。原発に殺されたんやなぁ。

その農家の方の携帯の待受画面は

嫁や息子でなしに自分が精魂込めたキャベツの画像やった。



原発は普段から放射能をまき散らし

処理の問題もまったく進んでない。

後世に汚物を残すだけやなぁ。

ひとたび事故を起こせばこんな社会にとって大切な人の

命まで奪う。



止めにせなアカンよ。




0 件のコメント:

コメントを投稿