2011年5月2日月曜日

東電に悲痛な叫び 計画的避難区域・飯舘の少女


非常に放射性物質の飛散が激しかった飯館村。

事実を隠されてしまって
政府の避難指示が出ず大量に被曝した地域。

緊急時迅速放射能予測ネットワークシステム(SPEEDI)
もあるのに政府はあえて画像を公表しなかった。

事故後1ヶ月くらい経ってから画像2枚のみ公開された。
何の意味でこういうシステム作ったのか?



ちなみにチェルノブイリから200キロ離れて被害の少ないと思われていた
ポレーシア地方の10年後の牧草のセシウムは 1万5千ベクレル。

福島原発から40キロ離れた飯舘村の雑草からは287万ベクレル。

ポレーシアの土は1068ベクレル

飯舘村の土は2万7900ベクレル


セシウムの半減期は30年である。




東電に悲痛な叫び 計画的避難区域・飯舘の15歳少女


東京電力の鼓紀男副社長が30日、村内全域が計画的避難区域に指定された飯舘村と一部地域が指定を受けた川俣町で住民説明会を開き、住民に謝罪した。4月22日の指定以来、幹部が現地を訪れ、謝罪するのは初めて。これまでの避難と異なり、避難開始までの期間に住民がいかに生活基盤を確保するかが重要となる中、参加者からの質問は「いつ、どのように補償を開始するのか」といった補償問題に集中したが、東電側からの明確な答えはなく、避難開始への不安を残す結果となった。


 「私が将来結婚したとき、被ばくして子どもが産めなくなったら補償してくれるのですか」。人口約6100人全てが避難対象となる飯舘村で行われた説明会。原発事故から1カ月半が経過してようやく謝罪に訪れた東電側に対し、住民は怒りをぶつけ、将来の不安を悲痛な叫びとして訴えた。

 出席した村民約1300人が見守る中、同村飯樋の高校1年生渡辺奈央さん(15)は、将来の被ばくリスクについて質問した。鼓副社長は「とても重い質問。影響が出ないようにしたい」と答えると、「危ないからもっと早く避難すべきと言ってほしかった」と対応の遅さを指摘した。




.....。




東電副社長へ住民「戦争よりひどい」

 東京電力の鼓紀男副社長らは4月30日、福島県飯舘村と川俣町を訪れ、福島第1原発事故の計画的避難区域に入ったことを謝罪した。同22日の指定以来、幹部の現地入りは初めて。鼓副社長は頭を下げ、正座したまま住民の質疑に応じたが、住民からは「住む所さえない。戦争よりひどいと言うお年寄りもいる」「子供が産めない体になるか不安」などの声が相次いだ。一部避難の川俣町では女性が「あなた方は事故後も高額な給料や報酬をもらっているのか」と問い詰めると、副社長は「具体的な金額はご容赦いただきたい」と口ごもりながら答えた。



http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20110501-769144.html

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