2011年4月22日金曜日
なぜ警告を続けるのか 京大原子炉実験所・"異端"の研究者たち
なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち〜
2008年の秋、大阪毎日放送が取材・放映した
「なぜ警告を続けるのか~京大原子炉研究所、”異端”の研究者たち」
と題した番組と、その後日談について書かれています。
以下、一部転載します。
『京大は、大阪府熊取町に研究用の原子炉を持つが、
ここには一風変わった6人の研究者がいた。
原子力を研究しつつ原発に懐疑的な立場を取り、
その危険性を訴え続けたのだ。彼らは「熊取六人衆」などと呼ばれ、
閉鎖的な「原始ムラ」の中で異端視され、徹底して排斥された。
6人は、教授どころか准教授にもなれず、
助教(助手)や講師のまま定年を迎えていった。
今も残るのは今中哲二氏と小出裕章氏のみ。
二人ともやはり助教のままだ。
真夏でもエアコンを使わぬという質素な研究室。
取材カメラを前に二人は訥々とこう語る。
「原子力を選ぶか否かは、一人ひとりがどう生きるか、
どんな地球を作るかの問題で、それぞれに考えていただくしかない。
ただ、私は科学者の立場から自分の責任を果たしたい」
「原子力の専門家という立場から原子力に警告を発し続ける、
そんな人間が必要なんです」略
その番組は、もちろん反原発がにじみ出ていたが、
過剰な演出を控えた秀作ドキュメンタリーだった。
ところが、地元・関西電力は猛烈に噛み付いた。
日曜の深夜、それも大阪ローカルの放送なのに、
同局の全番組から広告を引き上げ、「原発がいかに安全か」
という講習を局幹部が受けるようねじ込んできたのだ。
馬鹿げた話だが、各地域の電力を独占供給する電力会社は、
意に沿わぬ学者やメディアを徹底的に締め上げ、
一方で御用学者や御用メディアに甘い汁を吸わせてきた。』
なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち〜
京都大学原子炉実験所 小出裕章先生
この動画は、2011 年 4 月 29 日に削除されます。
http://video.google.com/videoplay?docid=2967840354475600719#
、、この方々こそ侍デス。。。
関電も原発に関わるすべての人に見て欲しい。
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