2011年4月26日火曜日

電気は足りている。


「揚水発電」をカウントすれば原発なしでも夏の電力間に合う


             震災前には5200万kWの供給。

地震と津波で原発3か所、7か所の火力発電所が全基停止し、
3月14日時点では供給力は3100万kWに下がった。

首都圏で計画停電が実施され、電車の大幅減便で
通勤難民があふれたあの時である。

火力発電所はすでに運転を再開し、震災の被害により停止していた
鹿島や常陸那珂の火力発電所も復旧して立ち上がる見通しだが、
それでも供給力は4650万kWにとどまると記されている。

記録的猛暑だった昨年の電力消費量のピークは7月23日の
5999万kW。
東電の需給見通しによると、今年のピーク時電力はそれより低い
「5500万kW程度」と予測されるものの、
供給力が850万kWも不足する計算になる。

ところが、資料を詳細に分析すると、7月の供給力には盛り込まれていない
“隠された電力”がある。「揚水発電」の出力が計算されていないのだ。

東電は御巣鷹山の地下500mをくり抜いた世界最大の揚水発電
「神流川発電所」
(現在は1号機47万kWが完成)をはじめ、多くの大型揚水発電所を持ち、
資料によると出力は全部で1050万kWに上る。
東電が揚水発電を使わないことにしているのは不可解すぎる。

他にも、7月末までの稼働予定に入っていない
鹿島共同火力発電所1号機(17.5万kW)、
常磐共同火力発電所9号機(30万kW)などの復旧が進んでおり、
供給力がもっと増える可能性も出てきている。

また、長期停止中の横須賀火力発電所も、
8基中4基は稼働させる予定だが、残りの4基も早期に再開できるという指摘がある。

官僚答弁の典型だ。だが、資料にはさらに目を疑う数字もある。
東電の総供給能力は7800万kW。そのうち原子力は1820万kWだ。
つまり、原発をすべて停止しても最大5980万kWの供給力があることになる。

5500万kWというピーク時電力も毎日続くわけではない。
1年のうち数日であり、東電の夏場の平日の平均最大電力は4800万kW(需給見通し)とされている。揚水発電を合わせた供給力なら900万kWも余裕がある。


資源エネルギー庁電気・ガス事業部の電力基盤整備課の担当者は、
資料の存在を認めたうえで、「このデータは開示しているものではない。どこで入手したのか」と逆質問してきた。

***

小生が思うに・・

電気足りない=停電で生活が不便になる=原発が必要!・と。

のど元過ぎれば熱さ忘れるのアンポンタンな国民誘導すんのには
大規模停電という演出も必要と言う事かなぁ。。

http://news.ameba.jp/20110418-46/


なんせ原子力産業は金になる木。

原発関連・天下り22団体12兆円。 メディア、政治献金5000億円。

そして今回の原発絡みの復興費10兆円。

東電幹部の一人当たりの平均給与4600万円。

すべて国民が支えんとなぁ。。 大変やなぁ。

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20110414/Postseven_17557.html






2 件のコメント:

  1. 東大とシャープ、太陽電池の変換効率を従来の20%から75%以上にできる構造を突き止める
    http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51620769.html

    こういうすばらしい研究をしている方々にこそ
    お金を投資するべきですねぇ。


    日本の代替エネルギーの技術は突出しているのに、
    投資が世界の20分の1とは・・・。
    http://www.nikkei.com/tech/ecology/article/g=96958A9C93819499E0E0E2E29A8DE0E0E3E2E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E3E2E7E0E2E3E2E0E0E2E7

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  2. 道化 さん・・

    太陽電池がそこまで性能上がったら
    自家発電ですべての家庭の消費電力がまかなえますね。

    ごもっとも。
    でも利権が無いから金は出さないでしょうけど。。

    その次のはまさに宝の持ち腐れですね。

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