2013年12月22日日曜日

ミッションマウントを理想の造形に..。





ナックルのミッションマウントを観察する。





こうなってるんやね。





こっちはウイッシュボーンフレーム改。





当時は初めての溶接でこういうやり方をしていた。
技術の無い中でよく考えたんやなぁ。





差し金で描く。





こういう風に切る。
3.2mm厚を使用。





削りにくい場所なのでTIGで溶接する。










純正に真ん中の支えは無いが・・
逆Tの字を6mm厚で入れてより強度を上げる。






この部分が溶接出来ない。





裏に切り込みを入れて半自動で溶かし込む。





これで良し。












立てて裏も溶接する。





万力で挟んで安定させる。









「溶接の熱に耐え」とか雑誌が書いてるけど・・あれはリアルでない。


TIGは熱くない。

軍手で出来る。


アーク溶接や半自動ならあちこち火傷だらけになるんやけどね。

1号 2号は火傷だらけ。

首の後ろから背中に入ると飛び上がるんよね。。














本当のリアルってなんなんでしょうね。










どうしても1本足にすると出る違和感を殺す作業をする。






コレが最善の方法であると考えた。






向こうで笑みがこぼれてる。





まだまだ改善の余地はある。
もっと手を入れるか。


























ここまできたなぁ。





もうこんな時間か。
1日6時間程度しか出来ないなぁ。

走り続けたい気持ちを抑えココで道具を収める。






少しづつ出来上がって来る過程を見ながら・・

黒田屋は本当に嬉しそうな顔をする。


自分自身参加してるので喜びもひとしおなのかな。



一生懸命作ってるビルダーさんやエンジンビルダーさんもきっとそんな気持ちなんやね。

よく分かってる人に乗って貰いたいと聞く。



今回初めて自分以外のバイクをやって分かった事だ。



黙々と薄暗いコンテナにこもって・・もぐら生活を長くこなして来たが・・

今なら初めて楽しい...と言えるかもしれない。





救われる思いだ。





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