2013年10月30日水曜日

首の処理



フレームを切った。




外国のホットロッダーの方が 


「切る前に三回考えなさい」


・と伝えている。






かなり吟味して切った。






首は無理かもしれないんで
家から持ってきた。





カップも溶接されてたから切り込み入れて外した。

サンダーの刃は1ミリほどの薄刃がいい。








酷いなぁ。。






いや、待てよ。
使えるかもしれん。


刃がすぐ無くなるね。






黒田屋さんにはシートポスト部分をやってもらう。


自分のバイクなんだから

実作業を共にすれば知識も経験もつくね。



何よりも大事に扱うと思うんやわ。

この先もずっと。






手元が見えんので灯光器を用意する


サンダーで削る閃光と

暗い部分の差で

目がおかしくなってきた。


目の中に明るい玉が居る。






カメラの設定は F1.4 ISO6400でこれくらい。


何が無い、あれが無い・・

とか言っても始まらない。



出来る環境で工夫して最大限の努力をすれば良いんやないかなぁ。







サンダーの刃が入るのはココまで。

目があれなんでまた今度。






綺麗さっぱりやね。






シートポストしか使わんのに他を残してるのは

治具になってもらう為なんよ。





アイアンより幅の狭いフレームになるね。



フレーム下部の構想も出来た。

作業の組み立ても頭の中で出来た。


いよいよやよね。






サイドのパイプをくわえれるように残している。

純正がそうなってるから。







センターパイプはかなり錆びてるなぁ。。



フレームに穴開けてタップ切ってタンク付けてるだけやから・・雨水の浸入でこうなる。

実はほとんどのバイクはこうなってるんよ。




ネジ径でタップ切った細いパイプをフレームに仕込んで溶接しないからからこうなるんやね。

肉厚の薄いWLなんかではそれが原因でよく折れたのを見た事がある。




何台かカスタムに付いて来たし

先人の仕事も見て来た。

それと更に自分でも作って乗っている経験も。



そこから導き出された答えもある。




アンダーグラウンドやけど

なるべく強度を上げて作りたいという想いは強いんやよね。




なんせ命を乗せて行くものなのだから・・。









2 件のコメント:

  1. 命のあり方すらフリーダムなんでしょうかね?
    あちらの所謂加工フレームで目を疑うのもたまに見ました。
    以前取材を受けた時にフリーライターさんが乗ってこられた
    Z1チョッパーもフレームがてけとーな仕上げをされていましたね。
    結局カスタムショップで補強かましておりました。
    その補強もインロー加工せずに外部から補強というある意味
    レーサーライクな補強でした。

    フレームの造詣がメインと捉える世界では少々残念でしたね。
    折角のZ1チョッパーでしたから、フレームの仕上げ方も少しは
    凝って欲しかったです。

    こちらに来て知り合った技術屋の中に例のプラントの設計者や
    製造者がいます。
    彼らの溶接技術は流石に国家試験合格者で、社内テストも
    厳しい事もあり美しくかつ適正な強度を持つ溶接でした。

    彼らの技術を少しでも盗もうとして目玉焼きくらったのは私です( ´ ▽ ` ;

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  2. ペンさん・・

    そういう車両もありますね。
    中に補強入れずに突合せで溶接してるのもあるけど・・
    折れないもんなのかなぁ?

    プロでも結構やってる。。

    フレームの仕上げは重要ですよね。
    フレームが美しくないとダメですからね。

    やっぱし溶接で目玉焼きは皆経験してるんですよねw

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